長野県下條村で放し飼い養鶏やってます。日々の出来事、思ったことをつらつらと。。。

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ほとんど報道されない官邸前や各地のデモ

毎週金曜日、首相官邸前をはじめ、各電力会社の本社・支社前などで、18時~20時まで「民意を無視した原発の再稼働」に対する抗議活動が行われています。
私も参加して、「意思表示」をしたいと思いつつも、なかなか出来ない現状です。

たった数十人くらいの規模から始まったこの活動は、今は10万人以上ともいわれる人が集まっています。(ただし、警視庁発表は2万だとか)
でも、ほとんどこの事はTV・新聞・ラジオでは報道されていません。なぜでしょうか?

2週間前の6月29日には、広瀬隆さんの呼びかけで城南信金が資金提供、さらにカンパを集めヘリコプターを借り、上空から様子を撮影するという「正しい報道ヘリの会」が撮影を行いました。

その様子を野田雅也さんが撮った写真で紹介します。
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福井県庁へ行ってきました。

昨日、福井県に行ってきました。
もちろん、原発再稼働反対の意思表示のためです。

前日、キノコ用に用意した原木を谷から山上へ担ぎ上げたので、くたくたですぐ寝てしまったため、ニュースを聞かず
次の日起きて、ニワトリの世話を終えてPCをのぞくと・・・

え?エダノ福井に行くの?再稼働の説明に?

あわてて、奥様と相談し、ニワトリの世話とお留守番をお願いし、抗議行動に参加することに。
(ちょうど、天気は雨予報。ニワトリの鶏舎づくりは出来ないのでまぁちょうど良いかもとも思いました。)
でも、一人じゃちょっと心細かったので、大先輩農家さんへお誘いの電話をする。
そしたら、2つ返事で一緒に行ってくれると、さらに奥方様も来てくれるとのこと。
本当にありがたかったです。

福井まで日帰りでした。

福井
3時頃エダノ到着予定と聞いていましたが、2時過ぎにK察車3台が表れてました。

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福井県庁は福井城址の中にあります。正面入り口のお堀の外でエダノを待ちかまえての抗議活動

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裏口からコソコソと入ったらしいとの情報で、県庁入り口に移動

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交渉し、代表3人がこちらの要求を(エダノではなく)県の総務課長さんへ話しに行っている最中。
K察の方々も命令でやらされているとはいえ、かわいそうに。

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時々、県庁の正面の廊下?からのぞく人たち。向かって左はマスコミさんでしょうが、右側の方々は?双眼鏡が欲しかったですね。

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城址の桜は満開、わずかに散り始めている花もあって、とてもきれいでした。
ゆっくり観光したかったなぁ~


説明会もあるような雰囲気なので、また意思表示のため行くと思います。
自分一人が行っても・・・とは思わずに、意思表示しましょう。

被災地ガレキについて

被災地ガレキの受け入れが進んでないらしい。

当たり前である。誰もが怖いもん、放射性物質。

科学的根拠も示さず基準値内とか、健康に問題の無いレベルとか。
まったく信憑性がない数字と内容。
それじゃあ受け入れなんて出来るわけない。

そもそも、「本来の放射性廃棄物」の処理は簡単にはできないし、今後、どうするかが問題となってくる。

私個人の意見として、まず、こんなどうしようもないゴミを生み出す「核」はさっさとやめるべき。
今すぐ、原発を止めて、今までに出てしまった核のゴミと、廃炉・解体で発生する放射性廃棄物で充分。
この核廃棄物は、利益を享受した私たちも処理の責任はある。まぁ利益のみを享受した一部の人たちもおるやろうけど・・・(こういう奴らに大多数を責任をもって処理して欲しい)

だから、今回の放射性ガレキも多少なりとも受け入れるべきとは思う。
だけども、放射性廃棄物で、フィルターをつけた一般の焼却炉で燃やし、8000Bq/kgまでは埋め立て可というのはちょっと無理があるんじゃないかなぁ?
絶対に放射性物質はフィルターで取りきれずに出てくるだろうし、ちゃんと環境調査と健康調査をして、万一の場合にちゃんと対応できる仕組みを作ってからでないと、無条件で受け入れるのは難しいと思う。

以前、被災地支援で行った被災地で見た「山積みになっていたガレキ」。
受け入れたいけど受け入れがたい「放射性」ガレキ。とりあえず、ちゃんとした処理と、納得できる健康被害の補償のための仕組みを作るべきでは?


ついでにもう一つ。
原発が再稼働できずに火力発電で補っているから、電気代値上がりって言ってるらしいけど。
それって、原発をメンテナンスして「いつでも動かせるように保ちながら」やんな?
原発を廃炉にして、今ある放射性物質などの処理・管理費用がフリーになれば、逆に絶対に電気代は安くなると思う。

原発を建てる時、税金もだいぶん投入されてるし、原発がある自治体には莫大なオカネが毎年入ってるし。
電気費用と間接的に(勝手に税金で)払っているオカネは相当多い。

これって絶対おかしいよ。


現在の世の中を見ていればわかるとおり、誰もが受け入れたくないゴミを出す原発と関連施設。
(もう50年も処理方法を考えているにも関わらず、出来るのは漏れ「にくく」してから埋めることだけ)
最終的に健康を売ってオカネをもらうことになり、誰かが(あなたが!?)とりあえず受け入れる事になる核のゴミ。
そんなことできますか?
それを生み出すこの技術、即刻やめるべきと思わないですか?


放射性物質の測定結果

今日、飯田市にある放射性物質の市民測定所「放射能測定伊那谷市民ネットワーク」でウチの卵を測ってきました。

放射能測定伊那谷市民ネットワークも測定室を作ったり、中身を改良したりでバタバタしてたのですが、先週18日から仮オープン中です。
で、やっと落ち着いてきたので測りに行ってきました。

結果は
「検出せず」
でした。

この飯田下伊那はほとんど放射性物質の降下物は無かったんですが、
植物と違って食べたものがダイレクトに肉なり卵などの生産物に出るので
実はもしかして含まれていたらどうしよう~とドキドキでした。
厳選しているつもりでもどうしても少量づつ蓄積している可能性もありましたからね。

今回、初卵(産みだしてすぐの物)としばらくしてからのものを測ったんですが、両方とも検出せずでした。
初卵はいろいろ体に溜めている物質が出るかもと思って測ってみましたが、全く変わりませんでした。過去にも放射性物質を取っていた可能性が限りなく低いということでしょう。。。ヨカッタ。

ちなみに検出限界値ですが、
ヨウ素131<1.3
セシウム137<1.8
セシウム134<2.5
でした。(2回とも同じくらいです。)

これからえさが変わるタイミングで定期的に測っていこうと思います。


こんな世の中になるなんて、1年前は全く予想だにしませんでした。こんな事を気にしなければならない世の中をこれ以上増やさないためにも原発や核兵器は早く止めるべきです。

放射能測定伊那谷市民ネットワークの測定室の作成

本業とは関係ないけど、飯田下伊那を中心とした市民による放射能測定所の運営に携わってます。


いままでは、飯田市にある「てくてく」という自然食品店の中に置かせていただいて測定を行っていましたが
やはり、仮置きに近い状態では様々な問題点があり、上記「てくてく」さんの敷地をお借りしてコンテナハウスを改造し、測定室にすることにしました。

で、一昨日はその測定室を作りに?行ってきました。
午前中にコンテナハウスを設置して、午後から床板張り。

業者の方が来たんやけど、積んできたコンテナの向きと設置したい向きが逆さまで、ちょっと置きにくいとのことでちょっと広い場所でコンテナを積み替えからスタート。

放射能測定室1
この向きを
放射能測定室2
こっちの向きに(上に登って業者のお手伝い作業中のときさん)

放射能測定室5
初めの床の状態。一枚の板材とハリボテの合板。

放射能測定室6
根太をはって、断熱材の発泡スチロールの箱を切って敷いて。

放射能測定室7
廃材(とは思えない材。わずかな割れや節があるなど・・・ウチも欲しい)の床板をはじっこから切って、根太に釘で止めていく

放射能測定室9
で、完成。外は薄暗く、風が冷たい。けど、とりあえず床が出来て良かった。

あまりお役に立ててなかったけど、ときさん、たろう屋夫妻、小川さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。
小川さんは以前電気関係の仕事をしていたこともあり、コンテナまでの配線をされてました。素晴らしい。。。
そして、敷地をお借りさせてもらうてくてくのオーナー「しうさん」には途中コーヒーとお菓子の差し入れを戴きありがとうございました。
みんなの協力の元、着実に前進してます。

後は壁材も張って、天井を加工すればとりあえずの箱物としては完成。
18日から本格稼働です。それまでは休止してます。会員の方には申し訳ありませんがよろしくお願いします。

放射能測定伊那谷市民ネットワーク


東京電力から放出された放射性物質は誰の物か?もちろん・・・

信じられない。
そんな裁判結果が出たようです。

SAVE CHILDから
原発から飛散した放射性物質は東京電力のものではない(セシウムはだれのものか?という所有権ではなく責任)

二本松のゴルフ場が東京電力に除染を求めて裁判を起こしたようですが、なんと、東電の原子力発電所から放出された放射性物質は東電の所有物ではなく、「無主物」という霧や海で泳ぐ魚の様に、誰の物でもないという東電の主張により、除選しなくてよいという判決が出たようです。(10月30日付け?)

これはすごいことです。
毒物が過失によってとしても、ばらまかれた場合、基本的にはばらまいた人・会社は責任を持ってその毒物を回収する義務があると思う。でも、それが覆された結果となります。

ということは、原発からばらまかれた放射性物質によって汚染された野菜、果物、畜産物、魚、林材、その他の製品の汚染による被害を東京電力は賠償しなくても良いことになるわけです。
ついでに、東電側は「放出された放射性物質はゴルフ場のモノにくっついている(符号?)ので、所有しているわけではない」と所有物ではないと付け加えているわけです。
ちなみに土の汚染はセシウムで235,000Bq/kg、ストロンチウムで98Bq/kgあったそうです(記事中より)。


こんな事って考えられますか?ありえないですよ。

この定理が成り立つなら、爆弾を作って爆発させたとき、熱や炎による被害は認めるけど、爆発によって起きた風は無主物なので責任が無いとか、川に毒を流して川の水と混ざっているから所有物ではなく無主物だとかいうむちゃくちゃな定理が成り立ってしまうことになりますよね?

水俣病とかの公害問題も全く責任が無くなる結果になってしまうと思います。

この判決結果は本当に意味がわかりません。
なんとしてでも覆さなければなりません。

(12月25日追記)
一応、裁判記録を見ると、東電の主張が認められたわけではなく
「除染は東電では国が責任を持つ」
「(文科省が示した3.8μSv以下なので)営業に問題は無い」
という事で、原告の申し立てを棄却したようですね。

でも結局東電の勝ちなんですよね。。。

支援米プロジェクト 支援米をいざ被災地へ

こんにちは。
しばらくでした。

(記事を書き終わって投稿する段階で間違った操作で全部消してしまいました。)
(ちょっと気力が無くなってしまって、ほんまはもう少しいろいろ書いていた気がするのですが、思い出せません。)

さて、だいぶ前に記事に書いた支援米プロジェクトですが、脱穀・精米をし、被災地に持って行ってきました。

出発は24日夜、帰宅は27日深夜。強行軍でした。。。

支援物資は、支援米プロジェクトのお米330kgと頂いたお米約200kg、リンゴ、柿、馬鈴薯、サツマイモ、防寒着、タオル、その他。
これらを南三陸町(志津川)と気仙沼市2カ所と合計3カ所に届けてきました。

放射性物質の怖さもあったのですが、やはり、「送りつけてハイおしまい」だとちょっと違う気がして。
やはり、行ってちょっとでも話を聞いてどんな様子なのか、どのような経過があって今の状態なのかと言うのをブラウン管越し(・・・ウチにはテレビ無いけど)じゃなく聞きたかったのもあって、行ってきました。

で、感想ですが・・・何も言えない、と言った感じです。
もちろん、いろいろなメディアから津波の爪痕の動画や写真は知ってました。
が、志津川では浄水施設が津波をかぶったため、9月まで水道水が(塩分が混ざってて)飲めなかったとか、いまだに商店が運営し始めたところがあるだとか。
本当に、想像も出来ない苦難がありました。

もう、311から9ヶ月ほど経つと言うのに、一部を除き全く復興と言う文字が見えてきませんでした。当初の瓦礫ヶ原の状態よりは一部片付いているのかもしれませんが、初見としては大変な状態でした。
インフラ整備や津波瓦礫の撤去など、本当に時間と手間とお金と精神力の必要な事だと言うのはわかるのですが、被災者にとっては、なかなか進まないというのも厳しいと感じます。市町村側にも本当に苦難があるのだと思いますが。。。

被災地支援2
出発前に写真を。写真左から阿智ファームの品川さん、支援米プロジェクト代表と南信州阿智有機農園の市川夫妻、そして阿智村地域おこし協力隊の牛丸さんです。私を加えて5人で行ってきました。

被災地支援1
荷室はぎっしりです。自分らの荷物が載らない・・・

被災地支援3
南三陸町の志津川で支援米約150kgとリンゴ約60kgをお渡します。
物資を託すのは「さかなのみうら」さん。今回コンタクトを取ったのは窓口役のボランティア?で働いている嶋津さん。

さかなのみうらさんは現在、仮設住宅、個人避難宅(津波被害は無かったけど社会的インフラが無いので困っている方々)などに物資を届けているそうです。なかなか日用品も手に入りにくいみたいで、大変そうでした。
また、漁港が壊滅したため漁獲(一次産業)が出来ず、それに続く加工(二次産業)、流通・サービス(三次産業)が滞っているという状況を話してくれました。本当に、船および港、それに続く流れが復活することを願うばかりです。
また、放射性物質に対しても考えているみたいで、過去3回の海洋調査を行い、若布、昆布、銀鮭などの放射性物質の含量を調べたそう。で、結果は3回とも不検出。次は来年1月に予定されているのだとか。
でもこの検査、1回あたり40万もするとのこと。先を見通して考えられていることに頭が下がります。ただ、きっと三陸産というレッテルから売れないんだろうとぼやいておられたのが心に残りました。
本当はこうやって真剣に生産者と消費者という立場で考えられている方こそ、報われるはずなのに・・・
本当にどうすれば良いのかわからないです。

被災地支援4
志津川近くのコンビニ。河口付近で津波によって流されたみたいでしたが、いち早く再開したようです。こういうとき、コンビニの物流ネットワークというのは強いのでしょう。

被災地支援6
気仙沼でNPOネットワークオレンジさんに物資をお届け。

被災地支援5
そして配布用に仕分け梱包作業です。

被災地支援7
支援米、リンゴ・柿、サツマイモ・馬鈴薯のセットです。これにその他日用雑貨が入ります。

被災地支援8
配布作業の後、気仙沼の市街地をふらっと見て回りました。
同じ場所でも建物によって全壊、半壊、浸水と分かれていましたが、浸水・半壊でも目を覆いたくなるような状態でした。
このような状態で、一体どうすれば元の状態に戻るのか想像もつきません。

被災地支援9
ちょうど行った日(26日)にオープンした復興屋台村に行ってきました。

被災地支援10
中はにぎわってます。

被災地支援11
市街地から少し離れた港の方へ。この辺は本当に壊滅的でした。
地盤が沈下したのが元の地面は浸水したままで、上に盛り土をして道路が造ってありました。

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住宅地も、基礎しか残ってない状態でした。信じがたい不思議な光景です。

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学校が津波に襲われたようでした。3階(一部4階)まで津波が到達したことがうかがえます。

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校庭には流されて来た家がありました。この家の持ち主は今、どうしているのでしょうか。

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縁あって仮設住宅のお祭りに顔を出すことができました。そこで、秋刀魚、メカジキの刺身、若布などを頂きました。

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メカジキを食べたのは初めてですが、生(冷凍してない)ということもあってか、脂ののった部分と、赤身の部分がとても美味しく感じられました。このような海の幸が今後どうなるか、不安です。

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ちょっと畑が広がっているところでは、基礎と、草だらけの農地がありました。この農地は今後どうなるのでしょう。

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大船渡の町です。ここも水(海水?)によって浸水してました。

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港にあった展望台に登ってみました。途中、手すりが引き波によってへし曲げられているところがありました。

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展望台のてっぺんには千羽鶴がありました。誰が誰にどのような意味を込めて送ったのでしょうか。鎮魂でしょうか。

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展望台付近は公園のようでしたが、木は根こそぎ無いか、幹が折れている状態でした。きっと引き波に持って行かれたのでしょう。この木は桜ですが折られながらも残ったようで、緑の葉っぱもありました。
この木のように、粘り強く生きていければと願います。


今回、ガイガーカウンターを持っていきました。
高速道路での移動中、SA、志津川や気仙沼、陸前高田、大船渡など、色んな場所で線量を計測してみました。
購読道路では、郡山から福島付近で、最大0.9μSv/hでした。が、志津川、気仙沼、陸前高田、大船渡など、これらの場所では0.08~0.2μSv/hと、阿智村よりもちょっと高いくらいでした。
が、泊まった場所(一関市室根)は、地上1mの空間線量は高くても0.2μSv/h位なのですが、雨樋の水の排水溝付近(地表1cm)で4μSv/h、近くの畑の側溝(地表1cm)で2.9μSv/hという高い値でした。
これらの場所でも、30cmほど離れると値は急激に下がりました。このことから原発由来のセシウムなどと考えられるのですが、敏感な子供達のより近くに放射性物質が存在することには本当に驚きました。
市街地で測ったときに線量が低かったのは、雨などで流されてたからかもしれません。自然と隣り合わせで大事に向き合ってきた農村が皮肉にも刃を突きつけられていることに憤りを覚えてしまいます。

この事態はどのように進んでいくのでしょうか。

サンマで一杯

先日、飯田下伊那地域で市民によって放射能測定器を購入する働きがあることをお伝えしましたが、
とうとう、測定器が納入されました。

価格は諸経費込みで約200万。
会員をたくさん集めないといけません。事務局として頑張りたいです。

で、早速、事務局の試験測定も含めて測定を開始しました。
飯田市内の水やら、近隣の町の米ぬか、サンマ(個人的に食べたかったので推しました)を測定。

で、結果が、どれも不検出。
ちなみに検出限界は、ヨウ素131、セシウム134/137のそれぞれ約5Bq/kg以下でした。

特に、サンマが嬉しい。
購入店舗に確認すると、獲れてから4日以内だろうとのこと。ちなみに千葉県産(水揚げ)。
どこまで獲りに行っているかわからないけれども、現段階では、サンマのような回遊魚は汚染は無いか低いという事でしょうか。

こんなふうに、ちゃんと検査すれば、そして値を公開すれば、避けなくていいものを避ける必要がなるなるんです!!
福島産が不安だから・・・、北関東は?太平洋は?
不安を感じて避けるのは、私もやってます。でも、この測定器を使うことによって初めから拒否することなく、正しい情報を手に入れ、食べるか判断していきたいです。

サンマと酒1
汚染がほぼ無いということが嬉しすぎたので、早速サンマを買ってきて食べました。


サンマと酒2
元同僚から、ちょうど数日前に送られてきたとても旨い酒と共に


サンマと酒3
北斗随想という北海道のお酒です。香り高くすっきり系で、やや辛口。
なんと、純米吟醸のしずくどり。贅沢ですねぇ。ありがとうイシワタ氏

「銘酒の裕多加」という酒屋さん。懐かしいです。



しかし、こんなに美味しい魚が1匹100円前後というのは、罰当たりな気がします。
命の重さ、漁師さんの労力、輸送、流通。

なんだか涙がでちゃいました。
酔っぱらってるに違いない。

放射能測定伊那谷市民ネットワーク

消費者として、食べる食品にどれだけの放射能が含まれているのか?
百姓として、土に、肥料に、そしてニワトリの餌にどれだけの放射能が含まれているのか?

本当に重要なことです。

国は、検査をしているから、「暫定」基準値以下だから、問題ないとしているけど、納得できない。
①検査は、抜き出し検査で、ほとんどの物が実際には検査されていない。だけども、地形・環境によって、品目によって、放射能の溜まり方が異なるのはいわゆる「ホットスポット」やキノコの放射能の高さからも明らかで、本当に「暫定」基準値以下かはわからない。
②そもそも、暫定基準値が高すぎる。年齢によって感受性が異なる事は完全に明らかなので、赤ちゃんからご老人まで同じというのはどう考えてもおかしい。暫定基準値を大幅に下げるか、どこで線引きするのかは私たちが決められるように「基準値以下」というくくりではなく、実際の測定値を値札の横に出して販売させるべきである。

そして、百姓として、危険性がある可能性のある物を好きこのんで売りたくはない。
自分の生産物や使っている肥料・飼料がどれだけ汚染されているのか、知る必要がある。(本当は目をつぶってしまいたい気持ちもわかるけど。)

前置きが長くなりましたが、そんな、自分で測って、安全性を確認したいという人が集まって、放射能測定器を購入することになりました。
ここ阿智村の隣、飯田市を中心として、市民(村民)主動の放射能測定グループを立ち上げます。
放射能測定伊那谷市民ネットワーク
です。

購入する測定器はATOMTEX(ベラルーシ)のAT1320Aという機械です。
検出限界は3.7Bq(3時間)ですが、たくさんの方が様々な物を測れるように検出限界10Bqくらい(1時間)を目安に測定できるようになります。

入会金として個人5000円、法人(団体)50000円を支払い、機器の使い方の説明を受ければ、後は基本的に自分で測りたい物を準備して、自分の手で機械にセットし、測ることができます。
あくまで、「自分で」というスタンスです。

機械が苦手な人でも大丈夫か?と心配していましたが、先日、事務局のメンバーが機器の見学・実際に測定を行ってきましたが、本当に簡単のようです。(こちらでメンバーのときさんが記事にしています。)

納期は来週で、実際の市民による測定の開始はもうすこし後になると思いますが、やっとスタートです。
会員になって、みんなで測っていきませんか?
合い言葉は「測って安心!測れば守れる!」です。

会員規約などはこちらのWEBページへ。


パンフレットです。クリックで拡大します。
パンフ1


パンフ2


10ミリシーベルトでも発ガンリスクが証明されました。

こんばんは、いかがお過ごしでしょうか。
ここ青見平は明日から寒さが強くなるようです。今日まで暖かい日が続いていて、冬野菜(秋野菜?)が一気に大きくなったり、カメムシの動きが活発化したりしてました。
が、明日からはそんなことはもう無くなるのでしょう。

今日は、ちょっと難しいお話。論文の紹介です。
といっても、わかりやすくかいつまんで説明します。というか、自分も論文自体は詳しくは読んでません。ナナメ読みはしたのですが、ちょっと専門用語が多くて躓きぎみです。

カナダのモントリオールのマギール大学の先生(お医者さんか?)らのチームの研究結果です。
タイトルは「Cancer risk related to low-dose ionizing radiation from cardiac imaging in patients after acute myocardial infarction
直訳すると「急性の心筋梗塞後に低線量の電離放射線による心臓の画像診断を受けた患者の発ガンリスク」でしょうか。

すごい堅苦しい言い方になりますが、とりあえず、ちょっとした線量で発ガンリスクがどう変化するかという調査結果のようです。

心筋梗塞後に電離放射線の画像診断(レントゲン検査とかCTスキャンとか?MRIは別ですよね?)を受けた患者のガンの発生率を追って影響を調べたそうです。

で、結局、10ミリシーベルトほどの被曝をすることによって有意に3%の発ガンリスクが増加するとのこと。
20ミリシーベルトでは6%の発ガンリスクとなるとか

詳しくはこちら(自分も結局こちらを参照しました。)

政府は大丈夫と行ってますが、こんな意見もあります。
選択して決めるのは自分自身なので、勝手な意見と思いますが、知っておくべき事はあると思いますよ。

ガイガーカウンター SOEKS-01M

とうとう買っちゃいました。

ガイガーカウンター

先輩農家さんが購入したいということで、いろいろ調べてたら一時期よりかなり安くなってました。
そして、先輩農家さんが購入したブツを見ると、やはりお守り(!?)として持っておくのもアリかなと。
来月末に東北に支援物資を届けに行く予定も入ったので、まぁ、あって損はしないでしょう。

でも、先輩ほどオカネが出せないので一番安い機種にしました。
それが、ロシア製のガイガーカウンター「SOEKS-01M」です。一応送料込みで1万8千ちょい円でした。
その後、品切れになり、再入荷?したら4000円ほど値上がりしてました。ちょっとびっくり。

気になる測定値ですが、このあたりはだいたい0.10~0.16μSv/hでふらふらします。
もともとのバックグラウンド値が比較的高いようです。県の隣町の測定値も他の場所に比べるとやや高いですし。

この機種自体もコバルト60を校正線源にしているようで、日本のセシウム137にはやや高く反応するとか・・・
でも、このあたりはセシウム137はほぼ無いはずで、あるとすればカリウム40のはずだけど?
とりあえず、測定値を0.7倍すれば他の(正確な?)測定値に近い値になるとか・・・まぁ、絶対値ではなく相対比較として見ておけば間違いないかな?

液晶が大きく、カラーでライトも明るいので見やすいのですが、電池の保ちが悪いようで、有事の際の電池の備えをしておかないとただの黒い箱になってしまう。
USB端子付きでパソコンからなんかからも充電できるので、手回し式の充電器(USB付き)を買っておくと携帯電話とかの汎用で使えて良いかも。

どれくらい値の汚染されたもの(○○ベクレル)で検知してくれるのかな?相当高くないとダメだよね~

SOEKS-01M
電源入れてから、安定するまで1分くらいかかります。電源入れたては大きくぶれることもあります。

プルトニウムとストロンチウム

プルトニウムは重いから飛ばない。

なんて言ってる人がいたけど、そんなはずない。
なぜなら、世界中でプルトニウムは検出されているからである。

なぜ、基本的には地球上に存在しないはずのプルトニウムが世界中で検出されるのか?
それは、過去に行った核実験で生まれたものが飛び散ったからである。

そう、飛び散ってるのである。重い物質といっても飛ばないはずはなく飛びにくいだけなのである。
結局、メルトダウンや水素爆発した時に高温になり、蒸発してエアロゾル(超微粒子)状に(空気中に)浮遊し、風で流されたと思われる。

以前、NHKの番組「ネットワークで作る放射能汚染地図」を記事で紹介した。
そのときにも原発の敷地外からプルトニウムが検出されていた。

そして9月30日、文部科学省は双葉町、浪江町、飯舘村から原発由来のプルトニウムが検出されたと発表した。(PDF)
事故から半年以上。水素爆発以来ほぼ、放射性物質の放出は止まっていると言っていた。
にもかかわらず、土壌採取日時は6月6日からで、結果が出てきたのは9月30日という、採取開始から結果発表まで実に4ヶ月弱かかっている。

検出検査に時間がかかると言っても2週間ほど。採取自体もそんなに大変な作業ではない。
というか、危ない物質なんだから、いち早くやってもらわないと困る。ほんまに、国(政治家や官僚)は何をやってるのか?

緊急事態なんやから、ちゃんと仕事をやってもらわな困るで。
ま、あんたら公務員はどんだけ頑張ろうが、さぼろうが給料は一緒なんやからやる気が無いのはわかってるけどさ。

おっと、こんな事言っても意味が無かった。。。



ニュースではプルトニウム話題一色だけど、実は、文科省の発表にはストロンチウムの情報もあった。
実はこっちもかなり重要なので、是非、発表資料の図(前出)を見てみて欲しい。

と、その前に一言。
この発表資料のプルトニウムやストロンチウムの検出値が、地図に落とした形で示されているんやけど、これがまた粗い地図で、おまけに右下にある凡例の表示が粗くて文字の一部が読めない。。。
こんな事をするのは、知らせたくないとしか考えられない。
図はわかりやすいから良いかもしれないが、精度を上げて、表も付けるべきである。
マスゴミもちゃんと追求して欲しい。

で、ストロンチウムの検出値。表がないので図から読み解くしかないのであるが・・・
まず、①プルトニウムよりもたくさんの地点で検出されている。
そして、②検出値が高いところや低いところがプルトニウムやセシウムの挙動と異なっている様に見える。

ストロンチウムは89と90についての調査結果で、場所によってはSr89が不検出(検出限界以下)ということだけど、
Sr89は半減期が約50日なので、調査日によっては元より大分減っている可能性もある。

Sr90は半減期約30年と長期にわたって存在し、体内に取り込んだときカルシウムと同じ挙動となるため骨に蓄積し、骨(骨髄)が被爆することとなる。この結果が白血病が増えるおそれがある。
これが、高い濃度で各地に存在するため、これで本当に住民が戻って良いのかはかなり疑問を持つところである。


最後になってしまったが、プルトニウムはアルファ線、ストロンチウムはベータ線をそれぞれ放ち、ガンマ線を出さない。
ガンマ線と異なり、アルファ線やベータ線は空気で減退する。
そもそも、一般的な空間線量計ではガンマ線のみの測定が主流で、アルファ線・ベータ線が測れても、すぐに空気によって減退するためその計器の場所、ピンポイントのみの情報で、実際には正確な数値が測れていない。

空間線量計はもちろん、食品検査の機械でもほとんど測れない。
プルトニウムに至っては、1千万クラスの高額な計測器でも測れないのである。

もう、どうして良いのか、個人の力では到底太刀打ちできない。。。

セシウムは筋肉に溜まる。心臓がヤバイ

ハンスト、ハンガーストライキ
非暴力非服従のマトハマ・ガンディーが始めた非暴力抵抗運動の一つらしい。

経産省前で多数の人々が、ハンストをしている。
最も有名と思う4人組の20才前後のハンストグループには頭がさがる。

こんなふうに、若い人たちが将来を憂い、変えていこうという取り組みをすばらしいと思う。

それにしても、声明文の連名にある方の年齢が16才から28才で20才前後がとても多いことに驚き。



さてさて、本題に。

放射能・放射線によってガンや白血病が増加する傾向があることは大なり小なりとはいえ認められている。
ただ、放射線によって起こる事はこれだけではない。

NHKのチェルノブイリに関する報告番組では、リクビダートルと呼ばれるチェルノブイリ事故を命をかけて終息させた人達や、汚染された土地に住む人々・子供に心臓に関する病気が増えているという事をちょこちょこ放映していた。

その心臓に関して、以前紹介した欧州放射線リスク委員会(ECRR)のクリス・バズビーさんが新たな見解を出していたので紹介しておきます。

まず、セシウムのおさらいから。
今、多量に放出されたのはセシウム134とセシウム137。半減期は134が約2年、137が約30年。
セシウムは元素周期表の一番左端の列、第1族元素でナトリウム(Na)やカリウム(K)と同じ属のため、体内でも同様の移動・蓄積をすると言われている。
(めっちゃ簡単に言うけど、)ナトリウムやカリウムは、細胞内での濃度変化によってATPなどのエネルギーを作ったりするためエネルギーの必要なところ、筋肉に溜まる。
同様の挙動を示すセシウムも筋肉に溜まりやすい。

と、どういう事が起こるか?筋肉組織がセシウムのβ崩壊によって出るベータ線とガンマ線に被爆するのである。
筋肉組織は全身にあるけど、その中の一つに心臓がある。
心臓はほぼ100%の筋肉で、常に動いている大切な組織。
そんなところが被爆するとどうなるのか、クリスバズビーさんが以下の動画の中で語っている。ぜひ見て欲しい。

福島の子どもの心臓発作について クリス・バズビー博士 (字幕)



簡単に言えば、毎日(暫定基準値に比べれば)わずかな50Bq/kgの量のセシウムが心臓に蓄積すると、1年間で25%の心臓筋組織がやられると。
シンプル過ぎて、うまく伝わらない・・・10分ほどの動画なので、本当に見て欲しい。

私自身、50bq/kgくらいの食品の基準値で良いかなと思ってたけど、実際毎日食べたり飲んだりすると、すぐ数百Bqになってしまう。
うーん、子供の事を考えると、もっと低くないと駄目だ・・・と実感した今夜でした。

クリスバズビーさんは「福島のことも達のためのクリスバズビー財団(CBFCF)」も設立されてます。



ちなみに、女性は男性に比べて筋肉量が少ないことはおわかりだと思う。
ということは、筋肉に溜まりやすいセシウムはどこに行くのか?
女性で筋組織が多いところはどこか?

子宮らしい。

子宮なんかで放射線を出し続けることになったら、母体自身はもちろん、妊娠しているときなら赤ちゃんまでもが近距離の被爆になってしまう。
みなさんも、どうか内部被爆にお気をつけて。

放射能の影響を軽減する食品

放射能の影響を軽減する食べ物について紹介したつもりだったけど、記事を見直しても無かったので、今更ながら紹介。

放射能の影響を軽減するには大きく分けて2つの方法がある。
一つめが、体内に取り込んだ放射能の排出促進。二つめが放射線によって受けた障害の除去。
(そもそも体内に取り込まないというのもありますが・・・)

味噌が良いとかペクチンとかビタミンCとかありますが、だいたいこの2つの原則に収まるようです。

以下、メーリングリストに返信した内容です。3ヶ月前のものでした・・・

--------------------------------------------------
●体内の放射能の除去
> 天然醸造の味噌を食べて下さい。長崎の原爆の中心地のある病院からは、放射能障害の患者さんが一人も発生しませんでした。
> 味噌は醗酵食品ですから、バクテリアの集合体で、体内の血や肉や骨を作り出します。
> この時、中性の状態にしますから、放射能は無害となります。
> 特殊な海水から抽出した液体を飲むと、体内の放射能を体外に排出する作用があります。


こちらについてですが、放射性物質(≒放射能)は原子単位で放射線を出します。
ですので、放射性元素が分子構造をとったり、化学結合した物質となって中性や酸性やアルカリ性(塩基性)になっても放射線を出すことになります。上記にある説明ではバクテリアの集合体が中性にしてくれると言うことですが、このような事は考えられないと思います。
(原子転換説の研究もありますが、この説はまだまだ未立証です)

ただし、味噌やその他(文中にある海水抽出液?)に含まれる成分やミネラルが、放射性物質を排出する働きがありますので全く効果が無いと言うことではありません。
基本的にはバランスの取れた食生活をしていると放射性物質は吸収されにくい(≒排出されやすい)のではないでしょうか。
食生活にかかわらず健康であることは、免疫を高めることとなり、放射線による細胞単位での傷害(細胞のがん化)にもアポトーシス(自己消化細胞)機能が働き、がんになりにくいと言われています。(フリーラジカルなども参照願います。)

下に示した和訳論文中に各放射性核種への排出効果の元素が示されておりました。
(Cs:セシウム、K:カリウム、Rb:ルビジウム、Sr:ストロンチウム、Ca:カルシウム、Pu:プルトニウム、Fe:鉄)

「放射性核種の排出を促進するために食べ物の安定的な要素を増やす。例えばCs の排泄を促すにはK, Rb など;Sr の排泄のためにはCa;Pu の取り込みを抑えるには三価のFe などである」

「チェルノブイリ地区の放射性物質からの開放」(和訳)
http://satvik.jp/herbs/Chernobly.pdf

「13. Decorporation of Cherrnobyl Radionucleides」(原文)
http://www.strahlentelex.de/Yablokov%20Chernobyl%20book.pdf
(13項目目)

ご参考になれば幸いです。


●放射能は強酸性ですから、強アルカリ性(ph10~11)の水で洗浄すると中和されて、無害となります。
> 放射能に汚染された衣類や食品(野菜など)は、このアルカリ水に数浸して下さい。
> お風呂のお湯もアルカリ性にすると、放射能を洗い落とし、垢の脂肪分を分解しますから、体を洗う洗剤が不用となり、タオルで体をこすれば十分です。


こちらについては上記にも示しました通り、元素の放射線を発する性質は、どのような化学変化、(狭義の)物理変化を用いても変えることは出来ません。
(元素を変えるには莫大なエネルギーが必要です。これが核分裂や核融合なのですが・・・)
中和されて無害になることはありません。(酸性とアルカリ性(塩基性)を混ぜると、化合物ができます。元の物質からの性質は異なりますが、放射性元素が無くなるわけでなく、混ざってるだけですので、基本的に放射線は出されます。)

--------------------------------------------------

基本的にはなるべく放射性物質を取り込まない事が大事だと思われますが、
ペクチンや味噌の成分(菌体タンパクやミネラルなど)、その他によって放射性物質の排出をすること。
放射線によって遺伝子などに影響を受けた細胞を、免疫機能(アポトーシス:細胞死)によって消失させること。
の2つが重要だとおもいます。

上記のチェルノブイリの論文(原文)はいろいろな事柄のまとめで、349ページもあるのですが、20年間ほどの結果のまとめなので参考になります。
そのうち13番目の和訳を紹介しました。これはいわゆるネステレンコ論文と呼ばれる物で、リンゴペクチンが放射性物質の体外排出に効果があると示したものです。
和訳の方をナナメ読みでも良いので目を通していただけたらなぁと思います。

内容について間違っているところがありましたらコメント欄で教えていただけると嬉しいです。

放射性物質

9月に入って、スーパーへ買い物に行くたび、目に付く新物の文字。
今年もサンマの時期が来た。

いつもなら、迷わず買って塩焼きなり生姜煮なりで美味しくいただくのだけど。
今年はまだ1回も買ってなかった。と言うのも、放射性物質が心配だったから魚は食べないようにしていた。
北海道が行ったサンマの放射性物質の検査だと、かなり低いセシウム濃度なので大丈夫だとは思うけど、やっぱり心配。

ところが、今日、最寄りのスーパーへ行くと、商品によっては「新物」と書いてあるのにサンマには新物と書いてなかった。
去年のですか?とお店の方に聞いてみると、「すいません、去年のなんです・・・」とのこと。

いやいや、すいませんなんてこちらこそ、無精な質問をすいませんって感じです。。。
今年のサンマ漁が始まってからあっというまに姿を消した旧物サンマ、見つかって良かった。
迷ったけど、5匹買ってきてしまった。

早速、塩焼きで食べたら、久しぶりで美味しかった。
思わず、とっておいた山形の清酒を開けて飲んでしまった・・・


避難区域の方が帰宅するというような申し出もあるみたいだけど、
実際、そんなことは難しいと思う。

なんでかっちゅーと、1号機から3号機のうち、1号機以外はまだまだどんな状態かわかってない。
本当に落ちついた状態なのか、いつ再臨界するか、爆発するかわからない状態で、なぜその危険な場所に人を戻せるのか。
一体何を考えてるのか。

そんな中びっくりする情報が・・・
半減期8日のヨウ素131が最近検出されているという情報があった。
ヨウ素131は核分裂が起きないと生成されない物質。
それが検出されたということは、福島第一原発かどこかで核分裂反応が起きたという事実をしめす。
東京でも検出されているし、本当に大変な事態かもしれない。


6月にわかっていたプルトニウムの放出事実を今更出してきたし

放射性物質の放出量の甘い見積もりとか

原発内での作業員の悲痛な訴えもある。



風評被害やなんやかんやなんて言ってないで、事実をはっきり示してほしい。
なにも知らされない&適当な情報を流すから不安になるのである。



最後になってしまったけど、長野県下伊那では市民で放射能測定器を持とうという取り組みが動き出しています。
まだ不確定ですが、個人一口5000円ほどを出し合い、みんなで測定器を買って食品やら水やらを検査しようという取り組みです。

詳細が決まり次第お知らせします。
お近くの方でご賛同出来る方いらっしゃいましたら、よろしくお願いします。

3月12日からの放射性物質の拡散シミュレーション

原子力話題は久しぶりです。

なんだか、もう情報が有りすぎて何を紹介して良いやら。。。
腹立たしいことも、途方に暮れる事も、涙が出る事も。

なぜ、こんな世の中になってしまったのか。
これから芽吹くであろう新たな生命を守ってやらねば。

昨日、国立環境研究所というところが、3月12日からの気象データを元に、放射性物質の拡散シミュレーションを行った結果を発表したようです。(知り合いに教えてもらいました。)

島第一原子力発電所から放出された放射性物質の大気輸送沈着シミュレーション

ヨウ素131とセシウム137の2核種のみですが、他の核種も濃度が薄めとはいえ、ほぼ同じような濃度分布になることでしょう。
ページのリンク先には3種類の画像があり、空気の汚染量、大地の汚染量、大地の積算汚染量をそれぞれ時間の変化と共に示されている。


群馬大学の教授、早川由紀夫さんが作られた放射能汚染地図とほぼ同じようになっているが、時系列で表せているから、もし出張やなんやで移動していた時や不在だった時にどのような被爆をしていたかがわかるのか?

食品による内部被爆

放射性物質汚染食品。最近は牛肉でにぎわっているけど、基準値以下の腐葉土、家畜糞など、本来の生物間の循環作用に加えて汚染汚泥の肥料化や、ヒトによる(基準値以下であれ)汚染食品の流通拡散によって徐々に汚染地は広がっている。

ヒトが生活をする上で、特に現代社会のような長距離が長距離でない世の中において、これはもう仕方ないのかもしれない。

農業において、この生物間循環を断ち切っている化成肥料+施設栽培や輸入飼料+箱の中にある閉鎖的な畜産の方が(放射能では)安全というのも、循環を目指している私からすると皮肉なものである。
ここ南信は、直接的な放射性物質を含む風や雨からは避けられてはいるものの、徐々に汚染は進行するだろう。

そのときはどうするべきなのか。私には現在のところ全く見当がつかない。


前置きが長くなってしまった。。。
今回お知らせしたいのは内部被爆について。

今後、ほとんどの食品がごく微量であれ放射性物質を含むことになるだろう。
その際の内部被爆がどうなるのか。ちょっと調べてみた。

摂取した食品はその放射性核種によって半減期や排出による減少(生物的半減期というらしい)が異なる。
なので、それぞれの放射性核種をどれだけ(放射線量・単位はベクレル)取り込んだかに、それぞれの放射性核種の係数をかけて人体への影響(シーベルト)を計算する必要がある。
この係数には年齢も考慮されているが、その評価尺度(極端に言えば過小・過大評価)はそれぞれの科学者によって異なる様である。
よくニュースで出てくるICRP(国際放射線防護委員会)はECRR(欧州放射線リスク委員会)より内部被爆を低く見積もっている。どちらを信用するかは個人の自由である。。。無責任な話やけど。

このベクレルをシーベルト換算してくれるページを見つけた。
ほとんどのシーベルト換算ページはICRPで全年齢平均が多かったけど、ここは幅は少ないとはいえ年齢別でECRRの係数でも計算してくれる。
みかげさんのページより放射線・放射線測定器のメモを選び、食品による年齢別の内部被曝ベクレル(Bq)シーベルト(Sv)換算ツールへ。
ヨウ素(131,133)、セシウム(134,136,137)、ストロンチウム(89,90)、プルトニウム(238,239,240)、カリウム(40)のそれぞれの1kgあたりのベクレル数を入力し、摂取量をkgで入力。
仮に1日2kgの食物を摂取し、それが成人で暫定基準値ぎりぎり(CS137・500bq、I131・2000bq)だったとすると、年間で浴びる放射線はICRPでは合計37mSv、ECRRでは合計184mSvとなる。(それぞれの2kg分の被爆量に365日を書けて計算、あってるかな?)

全部が全部、暫定基準値ぎりぎりとは限らないので(切り売りの肉や切り身は測定できるけど、野菜や果物や魚なんかは全部が全部測定されてないけど)、まぁ1/10としてもICRPで3.7mSv、ECRRは18.4mSv。もっと少ないかもしれんけど、実際のところは今はまだわからない。

ただ、この数値には空気と水からの内部被爆は含まれてないし、骨に溜まるといわれるストロンチウムも含まれてない。

この計算で出てくる数値が小さいか大きいかはあくまで個人の見解である。
100mSvまでは大丈夫という人もいるし、少しでも危険という人もいる。
(原発で働いている人が、9年間で50mSv被爆と、年間約5mSvだったのにもかかわらず白血病になった方もいる事を考えると後者な気がする)
それに加えて、計算方法の違い。もうどれを選択して(信じて)良いのかわからない。けど、どれくらい自分が放射能の影響を受けているのは知っておくべきであると思う。

なので、基準値以下、以上という判断・表示ではなく、基準値以下でもどれだけ含まれているかを表示して、摂取する放射能の量を個人が把握できるようにするべきかもしれない。

しかしながら、内部被爆の計算はいろんな要素があってややこしいね。
将来的に、もしガンになっても原発からの放射能との因果関係の立証は難しそう。

放射能によるガン増加の影響の予測

こんにちは。

今回は論文の紹介。
論文って言うとちょっと堅苦しいかもしれませんが、是非さらっと目をとおして欲しいです。
「知ってる」のと「知らない」というのは天と地の差以上に違ってくると思います。

日本ではICRP「国際放射線防護委員会」の基準(暫定基準)を多く参考にしているが、このICRPの基準はECRRよりも緩いことが多い。それは使っているデータや計算方法が違うからだけども、どっちを信じるかは個人の自由なので自分自身で考えて選択する必要があると思う。
今回は厳しいと思われるECRRの今後の予測についての簡単なまとめです。

ECRR「欧州放射線リスク委員会」のクリス・バズビーさんが3月30日時点でoccasional paper(とりあえずの臨時発表)として報告されているものです。
一つの意見として頭に留めておいていただければ幸いです。

以下引用

論文は以下のリンクをクリック
CERRクリス・バズビー論文「福島の破局的事故の健康影響」日本語訳
Japanese Translation of ECRR Chris Busby's Paper "The Health Outcome of the Fukushima Catastrophe"


以下、この論文の「結論と勧告」を抜粋します。

1.ECRRリスクモデルにより福島事故の100キロ圏の住民300万人に対する健康影響を検討した。100キロ圏内に1年居住を続けることにより、今後10年間で10万人、50年間でおよそ20万人がガンを超過発病すると予測された。直ちに避難を行うことでこの数字は大きく減少するだろう。100キロ圏と200キロ圏の間に居住する700万人から、今後10年間で10万人、50年間で22万人が超過発ガンすると予測された。これらの予測値は、ECRRリスクモデルおよびチェルノブイリ事故後のスウェーデンでの発ガンリスクに関する疫学調査に基づいて算定されたものである。

2.ICRPモデルは、100キロ圏での超過発ガン数を2838人と予測している。したがって、福島事故によるガンの最終的な超過発生数が分かるときに、どちらのリスクモデルが適切かの答えがでるだろう。

3.日本の文部科学省が公表したガンマ線量の公式データは、一般的に承認された科学的手法を用いて、測定箇所の地表汚染レベルを逆算するために使用できる。その結果、IAEAは汚染レベルを明らかに低く見積もった報告を行っていることが分かった。

4.放射性同位体別の地表汚染レベルの測定を緊急に実施することが必要である。

5.100キロ圏の北西部に居住する人々は直ちに避難し、その地域を立ち入り禁止とすべきである。

6.ICRPリスクモデルを廃棄し、すべての政治的決定をECRR www.euradcom.orgの勧告に基づいて行うことを求める。これは、2009年のレスボス宣言に署名した著明な放射線リスク専門家が出した結論である。

7.一般国民から意図的にデータを隠した者に対しては、調査のうえ法的処罰を与えるべきである。

8.メディアを通じて今回の事故の健康影響の過小評価をもたらす行為を行った者に対しても調査のうえ法的処罰を与えるべきである。


引用ここまで

中身は専門的な内容は少なく、一般の方でも読みやすい内容になってると思います。
是非読んでみてください。

放射線の初期障害とこれからの慢性被爆

鼻血が出る、止まらない。

福島原発事故後から、ちょこちょこ耳に入っていたこの情報。

本当なのか、デマなのか。

いつもより気にしてしまう(神経質になってまう)から多くなったように感じるのか。

真意のほどが気になってたけど、確かめる方法もなく。

誰かから聞いたとか、出てるらしいとかじゃなくて、症状が出た本人もしくはそれを見た人からの情報が欲しかった。

けど、そんなこともなく、ネット上で様々な意見が飛び交うなか、東京新聞が報道したという記事をネットで見つけた。

もともとは、チェルノブイリ原発事故の時に周辺に住む方々(特に子供)に起こったいくつかの初期症状の中に鼻血があるというのを以前読んだことがあって、それで気になってたんやけど。。。

そして、先日アウタープラネットTVというネット番組で「放射能で広がる異変~子どもたちに何が起きているか」という内容を放送していた。

そのなかで、視聴者に「何か普段と変わった症状が出たら何でも良いので教えてください」と言って集めた情報を解析していたデータが出された。この中にも鼻血はダントツで、次に下痢と言うことだった。

鼻血や下痢ではあまり病院に行かないと思う。
けど、今後の事を考えると、病院に行ってカルテを書いてもらい症状を公的機関に残しておくのも大事かもしれない。


汚染は予想どおり徐々に日本を蝕みつつある。
空気、水、食品、排泄物、肥料、飼料、動植物の移動など、地球の循環の働きと規制緩和による人為的(作為的?)な働きが加わって相当な早さで進んでいる。
どうしたらよいのか本当にわからない。

ツイッターでこうも言われていた。
「数年後に福島だけ突出してガンや何かの頻度が高いと困るから、全国平均を上げるためじゃないの?」
なるほどと思える考察でした。

それでも電気は必要か?私が原子力に反対する理由

原子力発電所が稼働停止すると、電気が足りなくなると言われている。(実際、電気は足りてますが・・・)
もしくは、電気代が3割ほど値上がりするとか。

だから原子力発電所が必要だと。
もしかしたら、確かにそれは本当かもしれない。


でも、考えて欲しい。
もし、そうだとしても、そこまでして本当に電気が必要なのか?

「そこまで」ってどんなんなのか、あまり知ってる人が少ないと思う。
とりあえず、原子力に反対する理由は以下になる。

①弱者が被爆環境におかれ、搾取されている現実
②放射性廃棄物の問題点
③事故の悲惨さ
④実は間接的に税金で払っている原発の電気代は高い

ざっと思いつくのは4点かな?
「私はそんなの関係ありません」という方がいたら、以下は読み飛ばして欲しい


まず、原子力発電所を動かす上での被爆の問題。
ウラン鉱石を掘り出すところから、原子炉の運転中、点検整備管理作業で受ける放射線による被曝。


原子力発電所で雑用を主に仕事(管理運営ではなくてちょっとしたメンテナンス)として働く人たちは、安い賃金で雇われる日雇い(派遣?)が多いと言われている。電力会社自体はある程度の給料を払っているらしいけど、日雇い労働の方々は仲介料に類似したマージンを派遣雇用主?に取られることになる。(このへんは「原発ジプシー」などが有名な話。こちらこちらもどうぞ)
このちょっとした雑用というのは原発を運転する上で、欠かせない作業である。
つまり低い給料で、せまい、暑い、危ないといった劣悪な環境で働かされる人たちによって、原発の日常運転は支えられているのである。


次に、②放射性廃棄物の問題。
原子力発電所は運転すると放射性廃棄物が生まれる。
いわゆる「死の灰」と呼ばれるいろんな放射性核種である。
今、ストロンチウムやセシウム、ヨウ素などが有名になってるけど、そのほか様々な放射性物質が生成される。
教科書的には、安全に処理されている(される?)ことになっているけど、これは疑問である。

通常、ウランを含んだ核燃料が原子炉で燃やされ、その残りが使用済み燃料として原発の使用済み燃料プールや六ヶ所村の保管プールで冷やされている。
これは、計画ではこの後、六ヶ所村で「再処理」という名称のもと、プルトニウムの一部を取り出して、残りを廃棄物として捨てるらしい。
まず、この再処理を行う段階で、わずかな量とはいうものの、放射性物質を含んだ水と空気を海と大気に放出することになっている。
それに、「再処理」といって大量のオカネをかけても、放射性廃棄物は全く減らない。減らないどころか増えている。(いくつもの処理をすることによって、放射性物質を含む液体や気体、汚染された設備が増えるため)

そして、この「残りカス」となる放射性廃棄物をどうするのかというと、結局どうするのか決まってない。
一応、計画ではどこか場所を探して地下に埋めることになってるけど、こんな危険な物だれが自分の近くの地面に埋めたいと思うのだろうか?
このプルトニウムを抽出した「残りカス」が安全な「放射性物質では無くなる」まで、数万年から数十万年が必要なのである。
最近よく「半減期」と言う言葉が使われている。ヨウ素131なら8日というあれである。
なんか、説明の仕方か受け取り方の問題か、8日で無害になるような気で受け取ってしまうけど、実は間違いで言葉通り半分になるまでに掛かる時間である。
ということは、ヨウ素131なら、0日目100とすると、8日目に半分の50、16日目にさらに半分の25、24日目に12.5、32日目に6.25・・・というふうに経過する。
計算すると、結局、元の値の1/10になるためには半減期の7倍くらい長い期間が必要になってくることになる。

この先、たとえ100年先と考えても、安全に地中に埋まっている保証なんて無いのに(地震の起こる断層は常に新しく発見されている)
数万年先の事なんて、地殻変動はもとより、閉じこめておく容器が壊れる方が先で、漏れ出す可能性が圧倒的に高い。
こんな先の見えないゴミを残して何が「クリーンエネルギー」なのか。。。

そもそも、プルトニウムを取り出して、高速増殖炉で使う計画だけど、その高速増殖炉は全く持って実用化された例はなく、フランス、アメリカ、イギリス、イタリアといった国が挑戦して、結局失敗して高速増殖炉計画自体が中止になっている物である。
ロシアや中国、インドなんかは、これから開発していくみたいやけど、40年超やって出来なかった事が、この先すぐに出来るとは思えない。(wikipediaより
おっと、話が横道にそれそうなので、これはまたの機会に。

この「死の灰」とは別に、放射性廃棄物のスソ切り問題がある。
原子炉やその他、放射性物質に触れた、関わった?コンクリートや鉄などの解体物や部品は、強弱があるものの、放射性を持つ事が多い。(中性子を浴びることで放射性核種へ変化するらしい)
このちょっと放射線を出すけど安全?なコンクリートや鉄などの金属が、リサイクルとされてフライパンやビルの鉄筋コンクリなどに使われる可能性がある。
この、「ちょっと」というところが問題で、ちょっとと言いつつも、実は結構高い値になりそうらしい。
この「ちょっと」という線引きがどのくらいのところになるかによって、身の回りの物から被爆する可能性だってある。
問題は「死の灰」だけじゃいのである。(このスソ切りについて、詳しくはこちら。自分もまだ勉強中です。)

③事故の悲惨さ
よく、原子力関係の設備を運用する際に、「これだけの放射線・放射性物質が出ます。」「ですが、これらは○○○と比較してこれだけです」「だから安全です。」といった説明書きが多いけど、こんなものは事故が起こったらふっとんでしまう。

今回の福島でなにが起こったか。距離に関係なくまだら状に放射性物質が飛び散り、水や食べ物、空気が汚染されてしまった。
福島県は「震災前の国の基準」を当てはめると、もう人が住めない地域になってしまったのである。
今は、基準値が緩く?なり、住んでも良い事になっているけど、それはちょっとガンとか白血病になるかもしれないけど、事故で仕方ないから我慢して住んでね。という事なのである。

放射能による土壌や食品の汚染は、福島や関東圏だけの話ではない。
汚泥を肥料にて栽培されたり、プチ被爆魚を餌に養殖されたり、飼育された動植物類が今後出回ってくる。

事故の影響が大きいのは事故現場とその周囲だろうけど(それでも広い範囲だが)
徐々に、日本全体をむしばんでいくのである。
これ以上、こんな場所を増やす訳にはいかない。

そして最後に④高い原発の電気代である。
一般的に原子力発電所で起こした電気は安いと言われている。
果たして本当なのか、疑問である。

原子力発電所を建てる時には地元自治体や漁協に交付金や漁業権代としてオカネをばらまき、原子炉を運転し、再処理と称して数兆円のオカネで施設を作り、数兆円で運用している。プルトニウムの切り札である高速増殖炉「もんじゅ」だって実験中だけど、何もしなくても毎日数千億円が維持費として必要なのである。
あげていけばきりがないけど、これらはほとんどが私たちの税金が流れて使われているのである。また、今回の事故の補償や対策費としても税金が使われる。

事故の対策として、考えられる限りの防衛策を張り巡らすと大金がかかるし、防衛策をしたからと言って防ぎきれる物ではない。
しかも、事故がおきたら、今の福島原子力発電所の様になってしまう。「絶対安全」と言われていたにも関わらず事故は起こった。また事故が起きないなんて、どの口が言えるのか。

果たしてこれらを考えた時、安いといえるのか?考えて欲しい。


最後に
やっぱり考えるのは未来の事である。
原子力発電所を運転して、事故は起きなかったとしても、核のゴミ「死の灰」の管理は何世代も後まで引きずるのである。
自分の子供達や孫達にそんなリスクのみを負わせたく無いし、もちろん、高レベル放射性廃棄物や事故で人が住めない土地(生計を立てれない土地)を引き継ぎたくない。
そんな思いなのである。

そう考えると、ちょっと電気が足りなくても、ちょっと快適じゃない生活でも我慢できないかな?
今のこの快適な生活が、何か変なのではないか?



それでも電気が必要だというなら、これらのリスクも一緒に面倒を見て欲しい。
特定の人だけ恩恵を受けて、リスクは違う人、もしくは全員で均等に負担。というのはおかしな話である。
自分が使った物のゴミは責任をもってその人が片付けるべきである。



今後、内容は変更することがあります。


内容が内容なので、前からちょこちょこ書いてたけど、結局今になってしまった。。。
遅いけど、読み物として読んでもらえれば・・・

消費税増税の財源

国連の組織、国際通貨基金(IMF)から、日本の消費税を増税するように勧告するレポートが出たと、今朝、携帯に配信されたニュースに書いてあった。

実際にレポートを見たわけでもなく、ニュースを表面だけ読んだだけなので詳しい内容はわからないが、この中では震災復興支援金や年金など様々な金融問題の財源に消費税をもってくるとしてるみたい。

また、消費税ですか?
どうしてこの国は、何かお金が必要になると税収(収入)を上げようと、するのだろうか?

考えて欲しい。

一般的な家庭では、緊急事態でお金が無いときどうするのか。
もちろん、収入を増やそう。ではなく消費を削らないと、節約だ。となるはずである。

なぜ同じ事が国家では起こらないのか?国民は致し方ないと認めるのか?
とても不思議である。

私は、もしお金が足りないなら、(私自身が)不必要と感じる「軍事・設備費」や、在日アメリカ軍の「思いやり予算」、全く意味がわからない「機密費」を回すべきだと思う。
たぶん私が知らないだけで、他にも一部の人たちだけが得をするオカネがたくさんあるのだろう。

このようなオカネをものすごーく削った上でまだ足りないと言うのなら、増税はしゃないところだろう。

でも、自分らは甘い汁を吸いたい。仕事を増やしたくない。でもオカネは欲しい。という魂胆が見えてしまう。
それは明らかにおかしいんじゃないか?

国の予算配分がどうなってるのか調べようと、財務省のWEBを見てみたけど、簡単にはわかりやすく出てこない・・・わざとか?

海の放射能汚染

最近、あまり大きく取り上げられることは無いけど、東京電力福島第一原子力発電所からは事故から2ヶ月半のあいだ、ずっと放射性物質を含んだ水が垂れ流されている。

それだけじゃなくて、途中、汚染水を意図的に放出してるし。

国や東電は「海は広いから拡散して薄まる」と言ってるけど、それはこれまでの報道を見てると「願望」でしかないことは、ちょっと考えればはっきりわかる。

海洋汚染についてもこの「願望」法則が適応されてしまった。

グリーンピースの海洋調査結果がこちら
http://www.greenpeace.org/japan/ja/earthquake/monitoring/3rd/
調査について全容が書かれてるけど、5月26日に発表された会見の動画や調査結果が下の方にプレゼン資料として載ってる。

これによると、ヨウ素は海草類でとてつもなく高い。お魚や貝は比較的少ないみたい。
セシウムは全般的に高く、「暫定の」基準値でさえ上回ってるところがたくさん。

京都大学の小出先生は31日の種まきジャーナルというラジオ番組で、通常なら1kgあたりでは検出されないはずと、発言されていた。(まとめサイトはこちら

番組中で、水産庁が「放射性物質は蓄積しない」という事を紹介されていたが、くわしくはこちら
この根拠としては(セシウム137に限定して)、
・放射性物質は、水銀や有機塩素化合物などと異なり、食物連鎖を通じて魚体内で蓄積しつづけるわけではない。
・魚体内中に入った放射性物質は、体外に排出される。
・海中に入った放射性物質は希釈・拡散され濃度は、非常に薄くなる。
・大量に海中に入った放射性物質は、凝集沈殿したり、懸濁物に吸着し海底に運ばれる。
・海底に沈殿した放射性物質は、魚に対して大きな影響を与えない。
ということだそうだ。

でも、裏を返せば海底には放射性物質がたくさんあり、それは生態系の活動によって浮遊したりする可能性は高い。
また、海底部分に生える海草や、ヒラメ、カレイなどの低いところに住む魚介類は高濃度になり、それを補食する魚は高い値となるはずだ。

そして、最大の反論だけど、水産庁の仮定には「魚が住む海がきれいであれば」、という事が大前提であるように思える。
セシウムはすぐ排出されるかもしれない。けど、どのようにして排出されるかを考えると、いわゆる排便が一番多くなると思う。

これは、すぐ沈殿するかといえばそうではないし、浮遊しながら色んなところへ行く。途中、微生物にも分解・拡散される。
そうなると、排出したとしても、まわりには放射性物質が浮かんでいるので、また、同じだけ取り込んでしまうんじゃないのか?

となれば、「一定値以上は蓄積しない」けど、きれいな海の魚介類よりはたくさん含んでいますよということでないのか?

こういうことをはっきりと説明しないと意味がないと思うのだが・・・国民が自分で知恵を絞って解釈しろということか?

もう、海はだいぶ汚染されてしまった。徐々に薄まってる(裏を返せば汚染が広がってる)とはいえ、安全とは言えない状態だろう。

大好きな魚介類が食べれなくなってとても悲しい。
美しい海と、美味しい魚介類を返して欲しい。


追伸、先輩農家からの紹介WEBページ
水産物の放射能汚染から身を守るために、消費者が知っておくべきこと

ちゃんと科学的に考えられてると思う。
途中セシウム137の説明のところで、イギリスのセラフィールド再処理工場から80年代に放出されたセシウムがまだ検出されているとのこと。
生物濃縮についても濃縮率というか、具体的な数値を挙げられているので参考になると思います。

田中優さん講演会

今日、29日は隣の飯田市で田中優さんの講演会が合ったので、聞いてきました。

以前、うちのつながりにくいネットで聞いたことがあったけど、直接聞くのはやっぱり違う。

以下、覚え書き程度に興味深いと思ったことを書いてみる。

・1mSV/yの基準値は、10万人のうち5.5人がガンになる数値で、5.5人の発ガンは致し方ないという考え方(ICRP)。
・100mSV/yだど、10万人のうち550人、つまり1000人に5人、200人に一人がガンになる確率が高い。
・長崎大学の被爆2世だと名乗る方の100mSV/yは安心というのは、理にかなってない。

・電力の最も使う時間帯(需要ピーク)は1年8760時間のうち、10時間のみ。この10時間に合わせて発電所が必要。
・このピークを低くすることが出来れば発電所は少なくてよい。
・全体の電気使用量のうち家庭は24%。つまり、家庭で省エネして3割節電しても全体の7%ほどしか節電できない。ので事業者が節電することも不可欠。
・電力ピークは冷房使用率との関係がある。日本は電力需要ピークに合わせて電力を作っているけど、「出来た電力供給能力に合わせて使用する」というデマンドサイド・マネンジメントという考え方を取り入れればいいのじゃないか。

・独占企業である電力会社になぜCMがあるのか。この宣伝費に3%の上乗せをして電気料金として徴収して出来るから。
・さらに、一般メディアの広告主になることで記事・番組などの経営内容を完全に操ることができるから。

とあげればキリがないくらいたくさんでした。
興味のある方はyoutubeやuStreamで動画がたくさんあるので探してみてください。

メルトダウンと水蒸気爆発

東京電力福島第一原子力発電所の1号機で全炉心溶融、メルトダウンが起きていたと発表があり

その後、2,3号機においてもメルトダウンとの発表があった。
でも、1号機と違って2,3号機は、現在のところ冷却水がある様なので圧力容器内にとどまってるらしい。

この「冷却のための水」があるっていうのも、計器が示しているデータなので、今までの東京電力のデータの出し方を見てるとしょっちゅう間違ってました~っていうのが多く、信用できないなぁと思ってしまう。

実は、メルトダウンと水蒸気爆発の関係について、気になってたことがあったんやけど、昨日の毎日放送の「種まきジャーナル」というラジオ番組でそれとなく解説があって、そういうことかぁと思った。

というのは、メルトダウンが起きるためには、燃料棒が超高温(2800℃以上)になる必要があって、これが水(高くても高圧状況下の300℃?)に接触し、水が蒸発するために一気に体積が増えて爆発になるという解釈やった。

でも、1号機のメルトダウンの解説では、圧力容器には水が無く、圧力容器の鋼鉄を溶かし(鋼鉄は約1500℃で溶けてしまう)、その外にある格納容器に落ちているようだ、と。

そして、その格納容器内では水があり、ある程度冷やされているため格納容器の底にとどまり、「外は冷やされて固まり、中は溶けておりあんパンのよう」になってる、とのことであった。

ふと思うのは、この超高温であった燃料に格納容器内の水が接触して水蒸気爆発にならなかったのか?と言うこと。
実際、水蒸気爆発は起こってない事実から、メルトダウン時には格納容器にも水が無く、その後の放水で水が入ったのかなぁと、勝手に思ってたんやけど。

昨日の種まきジャーナルで京大の小出さんは「水蒸気爆発は圧力容器内でおこる」という様な意味合いの発言をされていた。
(具体的な内容は、地下に溶け進んでいくだろう燃料棒と地下水の接触で水蒸気爆発は起こらない、圧力容器ではおこる可能性があったが、とのこと)

ということは、圧力容器といったある程度の圧力をためることができる状態で、水蒸気爆発は起こり、格納容器や地中などではもう基本的には水蒸気爆発は起こらないのか?あくまで可能性だけども。


2,3号機ではまだ、圧力容器内に燃料棒があることになってるので、まだまだ楽観視はできない状況。

小出さんの予測が正しければ(東電のデータが正しければ)、水蒸気爆発が避けられれば大気の汚染は基本的に収束に向かうみたい。
かといって、土壌に染みこんだ放射性物質はどんどん増えるので、今度はそっちの心配をしなければ。

電力会社と国と政府

前の記事でメルトダウンの事を書いたけど、あれからいろいろ事態が進行してて、何を書けばいいのかわからん。。。


事故から2ヶ月たってやっとその時の状況がわかるというのはどういうことなんやろ?

メルトダウンがつい最近ではなく、地震・津波直後からすぐに起こってたという事実。

なぜ、こんなにも大事なことが2ヶ月以上たった今わかったのか。

本当に今までわからなかったとすれば、とんでもないことやし(ちょっとでも間違えば日本の半分は長期的に住めなくなるし)

わかってて隠してたとすれば、それはそれで国民を、福島やその周辺の人をバカにしてる。

結局、2号機も3号機もメルトダウン可能性ありということになってしまったし。

東京電力も政府も「大丈夫、大丈夫、事態は終息している」なんて説明していたけど、どのような根拠があって言ってたのかが本当に不思議。


それに加えてさらに腹が立つのが情報操作。

原発人災の当初から、一般メディアではさも安全というような報道のみとなり、その陰には広告の力や国としての保身保原子力の力が働いて

そのために逃げなかった人が大勢いる。そのほとんどは今も逃げていない。

放射線(放射能)調査をしようとしたらしてはいけないと言われた厚生労働省の方の番組を先日NHK教育でやっていたらしい。(辞表を出してまで調査したという)

「ETV特集「ネットワークで作る放射能汚染地図 福島原発事故から2か月」」である。

(反響が大きかったらしく再放送予定。詳細はこちら。深夜なので録画かな?一応Youtubeなどで出回ってるみたいです。)

自分の家はテレビがないのでリアルタイムで見れてないけど、途中まで見ることが出来た。

NHKはこのような情報がありながら、なぜ出さなかったのかというきつい意見もあるけど、報道側とこの制作側はちょっと別なところな気もする。(社会部と文化部とか?)なにより、このことを出したのはエライ。

また、原子力発電が無いと電気が足りないという話だけど、国や東京電力などから出される数値は実は隠されている部分(揚水発電や再起中、低出力中の火力発電所)があって、実は足りてると、計画停電は必要ないという話もある。(東京新聞紙面、webより)

こんな事態になってるにもかかわらず、原子力発電、いや原子力に力を入れたい思惑を感じてしまう。

先日「原子爆弾」を調べてて、wikiediaにこんな行があった。
「プルトニウムは放射能が強いため取り扱いは難しく、生産に黒鉛炉または重水炉、再処理工場の建設費がかかるが、副産物として電力が得られ、1発あたり生産コストがトータルではウラン原爆より安価に済み、核兵器量産に向くため、現在は5大国と北朝鮮の核兵器生産はプルトニウムが主体である。」

日本の原発は軽水炉と呼ばれる方式のため、この文章は直接当てはまらないけれども、プルトニウムを生産するという事を考えると、原子力発電所を建てれば本音(プルトニウムが欲しい)が建前(発電)に隠されてしまう。

実に怪しい・・・

ま、あくまで飛躍した推論ではあるのだけど。

ついでに言うと、日本の電力会社は基本もうけられるらしい。というのは電気料金には電力原価に加えて人件費や設備コスト、さらに儲け分を足されているからである。(電気事業法、なんと法律でそうして良いと決まってる。)

この設備コストには原子力発電所の建設費用や、軽い(と言っても大きな)事故処理の費用、六ヶ所村の建設費用やもんじゅのランニングコストなども含めることが出来てしまう。

詳しくは「総括原価方式」で検索してみてください。

知らないうちに払わされているかもしれません。


長くなってしまったけど、最後に

「放射能を気にしすぎるとPTSD(心的外傷後ストレス障害)になる」と文部科学省が言ってるらしい。

これに対しては精神科医の方が反論している内容がこちらにある。

これはどう考えたっておかしい。

現に、放射線量は通常の何倍~何百、何千倍に増えている場所があるにもかかわらず、その対策をほとんど講じず、それに対し不満を出す人には黙ってろとそういうことではないのか?

だいぶ前ではあるが、一般メディアは報道規制?なのか全然情報が出てこず、インターネットメディア・ニュースでは真実(と同じくらいカルト的な情報も多いが・・・)が流れていた。

これが情報を操作する側としては気に入らなかったのか、報道規制の記事があった。

まるで戦後までの大日本帝国や現北朝鮮の様である。

インターネットは使い方次第で知ろうと思うことのほとんどを知ることが出来る。

知ろうとすることから始めよう。


以下、情報サイト3つです。

やっと最近一般メディアに出だした小出さんの非公式まとめサイト

日本と世界の放射線基準の比較サイト

各地の放射線観測値(民間)
R-DAN 市民放射線測定数値マッピング


メルトダウン

「メルトダウン」である。

東京電力福島原子力発電所の1号機での話。

今朝初めてニュースを聞いたんやけど、もうびっくり。

いわゆるメルトダウンは原子力発電所の事故では最悪の事態とされ、大量の放射生物質がばらまかれるとされる。

チェルノブイリ原子力発電所での事故の際もメルトダウンを引き起こし、その解けた超高温の燃料棒が水と接触し体積を大幅に増加させる水蒸気爆発を引き起こしたと言われている。

超高温の燃料棒が解けて、水と接触すると水蒸気爆発によって建物は吹き飛ぶわ、放射性物質を含む水蒸気は放出されるわ、燃料棒も一部は揮発して大気に出るし、燃料棒自体もバラバラになって飛び散る。

その結果、メルトダウンを引き起こした炉周辺には大きな被爆覚悟でないと近づけないはずである。

チェルノブイリ原子力発電所での事故の際は、のべ80万人もの人が命や健康と引き替えに事態を収束させたのである。

そのメルトダウンが日本で起きてしまった。

東電が発表してた冷却水の水位が間違ってて、「低い」では無く全く無かったとの事である。
こんな事があっていいのだろうか。

原子力発電所の場合、水は生命線である。
今回の事故の根源も電気が無いためにポンプで水を送れず、もしものためのディーゼルポンプも働かなかったわけであり、そのために放水や水の投下やなんかで水を入れ、放射性物質が一緒に漏れているのにも目をつむり、水を入れ続け冷却していたのである。

それが、その肝心な冷却水が無かったとはどういう事なのか。

今回は、幸か不幸かその水がなさすぎた極地で、溶けた燃料の落下先に水が無く?水蒸気爆発は避けられたみたいやけど。
それにしても、そんな一触即発な危険な状況に後からしか気づけなかったという事が怖い。

今後の動向が心配やわ。
他の原子炉の状況もほんまのところはどうなってんのかわからへんし


放射性物質の拡散予測
各国でまちまちやわ。
参考程度に・・・
(日によっては太平洋からぐるっと回り込んで西日本まで届いてるときがあるから怖い)


日本(IAEAより?)
http://www.jma.go.jp/jma/kokusai/eer_list.html

台湾
http://www.rcec.sinica.edu.tw/~cylin/lab/WRF-radiation-forecase.htm

ドイツ
http://www.zamg.ac.at/wetter/fukushima/

その他
http://atmc.jp/jma/

足柄茶からのセシウム検出

足柄茶から基準値500ベクレル/kgを上回る550~570ベクレル/kgの放射性セシウムが検出されたらしい。

生茶葉との事なので、普段手に入る火入れ乾燥済みの製品はもっと数値は高くなると言うこと。

それにしても、これは茶葉を洗ってからの測定値なのかな?

洗ってないとしたら表面に付着した放射性物質の値と言うことになるし、洗ってたら、土壌から根っこを通じて取り込んだ量になるし

一番茶の頃と言うことだから、新芽が出始めてから2,3週間くらいでつみ取りのはず。

表面の付着とすれば、茶葉の採取が9日との話だから、逆算して4月中下旬からの積算量?

その間は特に大気中の放射線量って高くなった印象はないんやけど・・・

土壌への蓄積、植物への吸収量としてもちょっと、え?と考えてしまう。。。

どちらにしろ「塵積もれば山となる」が意外にも早いスピードで進行してるってことやろか?

それにしても「放射性セシウム」の言葉だけしか出てこないけど、137か134かとっちなんやろ?

134なら半減期が2年で137の30年よりはマシやけど、生成・放出されてる割合を見るとちょうど半分づつ位やからあんまり関係ないか。。。あくまで「半分」になる数値なんやけどね。


それにしても、「水棺」と命名された格納容器に水を入れる作業は失敗してるみたいやし、

小出さんのどっかで漏れるだろうと予想どおりになってる。(ちなみに再循環系のパイプとの予想)

全然時代は収束の方向に進んでない様に見える。

これじゃあ、命をかけて現場で作業している方々に本当に申し訳ない

行き当たりばったりの作業工程でも被爆されている方が増えていることを認識してるのだろうか?事故は現場で起きているというのに・・・



東電福島第一原発事故によって排出された放射性物質の総量は37~57京ベクレルにもなるらしい、、、というか、京ってどんだけよ。

事態が収束したとしても、漏れだした放射性物質が無くなる訳じゃない、これからながーい正念場なんやね

浜岡原発停止決定!!パレードに参加して・・・

こんにちは。

昨日、今日と良い天気に恵まれ、農作業日和。

で・す・が、昨日は大事な大事なイベントが。

名古屋での、卒原発パレード。

1000人くらいの人が、一人の女子高生の呼びかけで集まり、栄を進行。

呼びかけとして、原発を卒業しよう、すべてのママに、ママになる人に安全な環境を。という主題

福島の方には申し訳ないけど、福島のような場所をもう増やすわけにはいかない。と言う思いがあって

百姓としてもやっぱり安全な環境は大事なんで、参加してきました。

クリックで拡大します・・・

原発パレード1
結構な人が集まりました。
個人的な本音は、中電の浜岡原発の運転停止を保留したことがあるのでもっと集まって欲しかった。

原発パレード2
南伊勢町の大漁旗を持って。ま、同じ一次産業として海の環境汚染は困るよね~
ピンクの大漁旗を持っているのはお隣さんの「野菜の森畑 百々和(もものわ)」さんの旦那さん。
(写真を撮ってくれているのが奥様です。)

原発パレード3
名古屋の町中を行進。僕らは第一グループで、交通整理の関係で後ろと離れてしまった・・・
よーく後ろを見ると軽トラが、南信州阿智有機農園の市川さんが運転。

原発パレード4
子供達に・・・という段ボールを下げているのがkouです。
旗を持っているのは同じ有機生産グループのI田さん。

原発パレード5
今回東京から来ていた(と後から知った)Crown Army TKOのみなさま。
見た瞬間はえぇ~ってびっくりしたけど、替え歌がいろいろとあっておもしろい。

先ほど、とりあえず、浜岡原発の全機停止が決定されて一安心。
あとは地震前に安定化に持って行けるかやね。

電気が足りない可能性って言ってるけど、直接は言ってないけど、中電自体が電気は足りるっていうデータを示してるから、欺されてはいけません・・・

毎日放送 たね蒔きジャーナルより

たまご屋の本業ではないですが、自然を大切にしたいので、原子力の事を考えていきたいと思ってます。

転載します。

(個人的なポイント)
文中にある1000μSv/h(1ミリシーベルト/h)以上は通常の基準だと通常の成人が1年間に浴びて良いとされる数値。
福島原発での事故直後に観測された1000μSv/hは1年分が1時間で浴びてしまうということです。

原発に甚大な被害を与えた大津波は「想定外」ではなく「想定されていた」
(本文には無いけど、明治の三陸沖地震では30mの津波が観測されていた。今回は15mとされていて数値としてはたった半分。これを想定外というのかどうか?)

福島の子供達の基準値3.8μSv/h(20ミリシーベルト/year)はチェルノブイリ周辺で廃墟と化している数値。
チェルノブイリ周辺では基本的に侵入禁止区域で18歳未満は立ち入り禁止、大人でも特定の人のみ。
日本では放射線の被害を成人の5倍受けやすいと言われる子供を、その条件で生活できるとしている。

ちょっと大変ですが読んでいただきたいです。

-----転載ここから-----

フォトジャーナリスト及び、ディズジャパン編集長の広河隆一氏が
今回の福島原発事故発生2日後の3月13日に
現地に飛び込んで計測調査した時の報告と
チェルノブイリ調査と比較した貴重な対談です。
http://www.mbs1179.com/tane/
(なおこの同じURLには、京都大学原子炉実験室助教小出裕章先生
の福島第1原発事故の談話も納められてます)

以下は広河隆一氏の音声記録です。
チェルノブイリ事故を起こした旧ソ連よりも、日本政府の対応が
如何にヒドイかが、チェルノブイリ事故と比較しながら
具体的事例に則して語られています。是非お読み下さい。
-----------------------------------
「こんにちは」
(司会)広河隆一さんはチェルノブイリ事故に取材にいらっしゃったのは何度くらいでしょうか?
「僕自身は勘定してないんですけれど、救援運動の知人によると、もう50回以上になると言っています。」

(司会)チェルノブイリ事故の事故から25周年の今日、この福島の事故について今広河隆一さんが体験していらっしゃるお仕事について、今はまずどんな思いでしょうか?
「えーと、まず自分の迂闊さというか・・・・そういうことを思っています。と言うのは、日本はこれだけの地震の国であるので、そこに原発を作ると、そこに必ず地震が来ることになることを学者達は皆予想していて、その後津波が来ることも予測してた。それで事故が絶対起こるっていうことも、自分は雑誌等で特集を組んでやったきたてんですけれども。でも、実際にそれが起こった時にどう対応するかっていうことを、何も持ってなかったわけなんですね。例えば僕がいつもチェルノブイリの取材に持っていく放射線検知器があるんですけれど。それは100μSv/hまで計れるものなのですけれど。ところがそれを持って今度は福島の原発の被災地の方へ行ったのですけれど。13日の午前中に行きましたけれども、その時の双葉町という一番近い町なのですけれども、そこでその検知器の針が振り切れてしまったのですね。」

(司会)100μSv/hまでの針が振り切れてしまったのですね。
「ええ・・・・友達の持っていった1000μSv/hの針も振り切れたんですね。」

(司会)えっ?1000μSv/hの針も振り切れるということは・・・・
「はい。僕はいままでチェルノブイリの事故現場に今まで50回以上行ってたんですれでども、むこうではそんな事は全くなかったんですよね。僕は自分の検知器だけで、これ位の放射線はあるから、じゃあ、ここでの滞在時間はチョット短めにしようとか、この場所はまだこれぐらいだからまだ大丈夫だ・・・とか、五感で放射線は感じられませんので。だから全部機械を信じるわけなんですけれども。その機械が振り切れてしまうと、自分としてはもうどうしたらいいのかと、すっごい慌てふためいてしまうんですよね。そんな状況だったんですね。」

(司会)その時はまだ双葉町までは入れる状況でしたけど・・・その辺りの放射線とかの具体的なデーターとかを得ていらしゃったのでしょうか?
「いえ、政府も電力会社も発表してなかったんですね。それで我々もびっくりしてしまって、自分たちの機械が壊れてしまったのでは・・・・?って思ったんですけれど。原発に近づくにつれて、どんどん、どんどん数値が上がっていきますから。それである時点でむこうの役場の前まで行った時から、針が全部振り切れてしまって全部使い物にならなくなってしまってましたから。ところが、我々だけじゃなく、そのことを知ずに地元の人が自転車で走ってきましたから、また、バイクで走ってる人とかも一満いたんですよね。」

(司会)もう生活していらっしゃる普段の生活してる人とかがいたんですよね。
「ええ、いったんは避難地域になってますねど、念のため避難しなさいって言われてたので、そんなに大したことはないだろうと思って、その日は天気も良かったので。事故から二日間ほど経って、皆ポケットに何千円かを持って、他には何も持たないで出てきてたから、じゃあ貯金通帳を取りに行こうっていうことで。あとは、ビニールハウスで花を植えてる人とかが、水をやらないと枯れてしまうっていうことで、そういう形で皆さん避難地域に入って来てたんですよね。で、その人たちは被曝っていうことは全く知らされずに、そいうい数値は全く発表されませんでしたから、しなくてもいい被曝をしてしまったという・・・そういうように私は思ってますよね。」

(司会)そのとき広河隆一は町の人たちとお話しなどなさいましたか?
「ええ、それで、町で出会う人をとにかく全部止めて、この数値を示して、ここは今本当にこんなに危険な状態になっているからと説明し、そして一旦退いて、また数値が下がったことが何かの形で連絡が入ってきてから、それからまた入って下さい、って御願いしました。そういう具合に町で出会った人たちに言ってそこから出てもらうのと一緒に、僕たちもそこから出たんですよね。で、帰りの道を郡山まで走りながら、知らないから向かいからどんどん町の中へ向かって車が町に入っていこうとして走って来るんですよね。その中には外国人労働者たちの車とか、中には子ども連れの人たちなんかもいたんですよね。」

(司会)はぁ・・・・子ども連れですか?
「はい。とにかく今はダメなんだ。ものすごい放射線が現在ありますから、って言って、それでその人たちを止めて、また子ども連れの人たちには、そこの避難所に行くっていうので、しかも、そこの避難所にはもっと沢山の子供達がいるって言うので、それえ、そこの避難所に僕たちも一緒に行きました。子どもたちがいるその避難所のある町は川内村っていうんですけれども。そこでは皆にここは危険ですって言うとパニックになってしまいますから、むこうの責任者の副村長さんに、現在ここはこれこれの値の数値ですからって言って、ここの避難所には双葉町から来てる人も多いと思いますけど、そこへ戻ることは今日は絶対危険ですからって、それから道には必ず検問を置いて、今日はダメなんだ。安全になってから通ってもいいんだって・・・・そういうふうにして欲しいし、出来たら皆さんもここから出て欲しいし、それが出来なかったらせめて子どもたちと妊婦だけでもここかだ出してあげて下さいって、そういうふうに訴えたんですけれど。」

(司会)その時の広河隆一の状況を毎日新聞の記者がお聴きして、その時の政府の発表が五時間遅れだったんですよね。13日の10時半過ぎに広河隆一さんがそういう体験をされて、政府が1557μSv/hという発表をしたのが、実は午後3時頃だったんですよね。だから5時間くらい政府は放置したままだったんですよね。驚くべき無頓着さって言いますか・・・・
「ええ。政府のほうは、とにかく放射線量が高いときに言えばパニックを煽るから、だからそれが下がった時に、一時高かったけれど、それが今は下がりましたっ、ていうふうに言うっていう、そういう姿勢で発表してたんですよね。だけどパニックを煽るからって言って、状況を知らせずに、それで被爆者を増やしてしまったら一体何のことかって思うんですけどね。」

(司会)実際にその避難所で情報を広河隆一さんがお伝えになった時に、皆さんはその場でパニックになられましたか?
「いいえ。僕はむこうの副村長だけを呼んで、こうこうこういう状況なんですって言って説明したんですね。そしてその副村長さんが深刻な顔をしてその放射線検知器の数値を書き留められて。そして僕はそこからまた別の田村市の責任者の人に伝えるためにまたそっちへ移ったんですけれど。二日後に新聞を見たら、川内村の人たちは自主避難をしたって書いてあったので、すごくほっとしました。」

(司会)はぁ・・・・やっぱり正しい情報を、その場に応じた方法で、パニックにならない方法で伝えていくっていうことが難しいことですけれど大切なんでしょうねぇ・・・・
「ええ、難しいことですけれど大切なことだと思います。だけど本当に危険で大変な状況になったら、パニックになってでも逃げたほうがいいと僕は思うんです。」

(司会)チェルノブイリでいろんな人たちにお会いになられて、さまざまなものを見ていらしゃった広河隆一さんが、今の福島で今後どういうことが起こるのか、今後どうなるのか、どう考えていらっしゃいますか?
「えーと、将来の事は全く解りませんし、電力会社の人も政府の人も全く闇の中だと思いますね。明日何が起こるか解らないっていう状況だと思います。安心させるようなことを言っても、それに対する確信など、誰にも無いっていう状況だと思います。ただチェルノブイリ事故の場合と比較すると、政府や電力会社や一部の学者たちが、いやチェルノブイリの十分の一しか放射線が出ていないんだ、安全なんだって言うようなことをおっしゃってますけど、僕にとってはチェルノブイリのもう十分の一もの放射能がもう出てしまったのか、っていうオドロキなんですよね。それは何故かって言うと、チェルノブイリの場合は、セシウムだけをとってみても広島型原爆の少なく見積もっても500発、あるいは人によっては広島型原爆の800発分とか1000発分の放射能が出たって計算されていますから、ですからチェルノブイリの十分の一っていうと、少なく見積もっても広島型原発の50発分の放射能が、もう出たっていうことになりますよね。」

(司会)そういう計算になりますよね。
「ええ・・・・そういうふうに考えたら、これは本当にもう恐ろしい事態になっているんだって、そういうふうに思うんですよね。」

(司会)広河隆一さんのディズジャパンで書かれているレポートで非常に印象的な場面がありまして、20年前にチェルノブイリの被災地に行かれました時に、現地のソ連の方が飢えて死ぬより、10年経って癌で死ぬほうが良いって自分に言い聞かせて、自分たちの生産物を食べて、生きていくって、そういうふうに言う人に出会ったって報道されてましたけど、そういうシーンが、今福島でも、何とか土地に残って生きていきたい!っていう、そういう願望を持った人達が今結構多いですよね。そういう福島の人たちがチェルノブイリの人たちと重なって写るんですけれども・・・・
「はい。チェルノブイリの現地と重なって写ることもいっぱいありますし、またチェルノブイリの現地ではこうしたのに、こちらの福島ではできないっていうようなことも一満あるんですよね」

(司会)はぁ・・・福島のこちらでは出来ないことって、例えばどういう事でしょうか?
「それは現地では避難を言う時に、子どもとか妊婦を、先ずその日の内に最優先させて避難させたんですね。まずその日の内にですが。その避難も何回も分けて行われたんですけれども、10キロ圏では翌日にという具合ですけど。それから30キロ圏の人はもう少し日数が経ってから・・・6日後くらいでしたけど、そいう具合でしたけれども、6日後に避難を発表した時には、とにかく子どもと妊婦を、まず先ず逃がしたんですよね。その翌日には大人を逃がすというふうに、そういうやりかたを取っていったんですよね。だからいつでも最優先は、妊婦と子ども、っていうふうにチェルノブイリでは決めていたんですよね。というのは、彼等は放射能の影響を一番受けやすいのが、そういう妊婦と子どもたちだっていうことが解っていましたから。ところが日本の場合は、全部、数値の発表にしろ、安全の為の基準にしろ、これから影響が有りませんとうことの基準にしろ、例に出してくるのは、全部日本の場合は健康な大人の人を対象にしたものばかりで、子どもも関係ない、妊婦も関係ないっていう・・・・そういう形で言いますよね。それって本当にオカシイですよね!」

(司会)はぁ・・・・
「ですから、そういう意味では、ああいう事態は大変だったのですけれども、人間の生命に対する考え方は、日本よりしっかりしていたんだなぁ、って思います。でも、ソ連の中でも、確かに、論争があったんですよね。これをあまり大げさにしてしまうと、原子力産業にヒビが入るっていう形で、あの頃も、皆大勢の人を避難させてしまったら、こんなに凄いかって皆が思ってしまって、かえってパニックに襲われるんじゃないか、そうなったら自分たちにとって得にならないんじゃあないか?・・・っていう具合で。それは向こうの旧ソ連の保健省の人たち、つまり人間の体を守らなければいけないっていう、そういう人たちが、そういう考えにまず反対して、それから幾つかの科学技術部門関係の人たちとか、そういう人たちが、とにかくこれは逃げなくてもいいんじゃないか、って言ったのに対して、住民の人たちの代表が、本当にもう泣かんばかりになって、喰ってかかって、とにかく自分たちにはこれだけの数の子ども達がいるんだって、とにかくすぐに、この子どもたちだけでも避難させてくれ!って・・・・要求して、それで翌日からチェルノブイリから、あるいはそのすぐ傍の��蓮
0h$+$i!"MbF|$KHrFq$,7hDj$7$?$s$G$9$M!#$=$l$G$b7hDj$OCY$+$C$?$s$G$9$M!#!W

(司会:へぇ・・・・
「それでもそこの子どもたちから、沢山の甲状腺癌の子どもたちが、後で生まれてきますから。」

(司会:私はチェルノブイリは情報を隠すばかりで、非常に対応が遅れていたと、思っていて・・・それに比べて日本は、まだちゃんと情報が出ているのかと、思っておりましたが・・・
「それは全然違いますので、僕もビックリしました。僕は自分の目で、自分の検知器の針が振りきれるまでは、僕も半ばそうかなって、思ってたんですけれども・・・・。なんでこんなに恐ろしい被曝で人々に伝えないんだ?・・・・って。そのことは、彼等は本当に知ってたんですからね。モニタリング・ポストは停電のため、全部動かなくなっていた。それは確かかもしれない。しかし、僕が持っている程度の放射線検知器は、向こうに何百台もあるわけなんですね。」

(司会)はぁ・・・・
「はい。」

(司会)チェルノブイリのさまざまな教訓の中から、今福島で出来ることって何でしょうか?
「まず、食べ物の放射性物質の見地ですね。僕はチェルノブイリの事故が起こってから一年ちょっと後で、ドイツの被災地にも行ったんですけれども、そこでは一年経っても、二年経っても食べるものは何を食べていいのか解らない状況だったんですよね。それで政府や業者が発表する数値っていうのを、人々は信用してなかったんですね。それで、自分たちの市民の手による食品放射能検知所っていうのを作ったんですよね。各都市にね。そこで例えばクリスマスが近づいたら、乳製品とかチョコレートとか、各社の食料品を全部取り出して、どこどこで製造されたものは何Bq(ベクレル)あるっていう、そういう数値を発表したんですよね。それを見て、お母さんたちが、ここのものは安全だから買おう、ここのものは買うのは止めておこうって決めていくっていう、そういうことがあったんですよね。だから、そういうような事は、今すぐ日本でも出来ることなんですよね。」

(司会)それから、今回は津波が想定外だったんだ!って言うふうに責任者たちは言っているわけなんですけれども、これについてチェルノブイリの現地を歩かれてどうでしょうか?
「ええ。岩手県の方を歩かれたらすぐに解ることなんですけれども、岩手県の道路には至る所に標識が立っていて、それは立派な標識で車からも良く見えるんですけれども、津波浸水想定区域ここまで!とか、津波浸水区域ここから!って、そういうふうに大きな字で書いてあるんですよね。」

(司会)へぇ・・・・
「それで、ここまで・・・・って書いてある、その場所から先までは、見事に今回の津波は行ってないんですね。そこまではやられてはいますけどね」

(司会)へぇ・・・
「だから、今までの百年前の経験から、もう全部それは当たっているんですよね。ほとんど当たってしまっているって言ってもいい。だから、その標識を作っていた人たちは、津波がどこまで来るかってことを想定してたわけなんですよね。だから、地震が来て、津波が来て、何かがやられるっていうことは、いろんな人たち、地震学者の人たちとかが想定してましたから、だからそれを伝えたんだけど、それを信じようとしなかった人たちが、今、想定外だった、って言っているわけなんですよね。」

(司会)想定外なんかではなくって、想定したくなかった・・・・ってことなんですね。
「そういう事になりますよね。」

(司会)広河隆一さんが、今、国に対して一番求めたいと思われる事は、どういう事でしょうか?
「まず、とにかく、子どもと妊婦の人たちを守らなくてはいけないっていう事ですね。その為には、つまらない所で線引きなんかしちゃ、ダメなんですよね。この間だの福島県の小学校の、子どもたちを通学させて良い、その小学校の数値の発表がありましたけど。あの基準値の数値を見て僕はビックリしたんですけど。あの発表された数値を見て、え~って思って、僕は自分の目を疑ったんですけれども。僕自身が、あの3・4μSv/hまでは学校に通わせても良いっていう日本の政府が発表したあの数値って言うのは、僕がチェルノブイリの原発をいつも訪ねるたびに、そこから4キロある死の町になっているプリペアチっていう町があるんですけど、その町の中で計る数値とほとんど一緒なんですね。」

(司会)え~ッ!4キロ地点の町と一緒ですか!
「そうです。だから僕も最初は自分を疑って、自分の間違いかって思って、何回も自分の計ったそういう数値を見直したり、チェルノブイリの現地で撮影したビデオとか見直したりしても、やっぱり、間違いなくそうなんですよね。それで、あの死の町となっていて、誰もいないガランとして、そこの30キロ圏に入るまででも、18歳未満は一切入ってはならないし、大人でも特別な許可がなければ入ってはいけない、そして現在は住むことは一切禁止されている町、そういう所に子供達を走らせて、勉強させているっていう、そういう事を日本は決めているっていう、そういうようなのが、今の状況なんですよね。」

(司会)はい!広河隆一さんの話しから解ることが、今日は幾つもありました。どうもありがとうございました。

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