長野県下條村で放し飼い養鶏やってます。日々の出来事、思ったことをつらつらと。。。

コケコッコー

本日、秋に入れたヒヨコ達のオスがときの声をあげました。
といっても、まだまだ鳴き始め。「コケコッコー」とはいかず、「コケキョー」というかなんというか。

あと少しで5ヶ月です。だいたい5ヶ月から6ヶ月で初卵を迎えるのでちょうど良い感じ。

2.jpg
1.jpg
だいぶん立派になってきました。

昨日、近くの農家さんが経営しているジュース工場からりんごのジュースカスをもらって来ました。

DSC_0804.jpg

とっても良い匂いがします。
現在はそのままエサに混ぜて与えていきますが、ドラム缶に詰めて保存するので、春になるにつれて発酵してきてりんごのフレッシュな香りとは違った、熟成した香りに変わってきます。

カスと言っても糖分やミネラル、繊維もたっぷりなので良い栄養源です。


追伸

鶏の雄の食べ比べをしました。
去年の4月に入れたヒヨコの雄(10ヶ月齢)と秋に入れたヒヨコの雄(5ヶ月齢)です。
もちろん、秋に入れたヒヨコの方が柔らかくてジューシーで美味しかったです。が、肉の量は春に入れたヒヨコの方がありました。1羽にかかる屠殺・解体の手間は同じなので、考えどころです。

DSC_0805.jpg
頂きます。ごちそうさまでした。

観測史上初

隣の飯田市では、本日9時の積雪量が81cmだとか。
観測史上初の積雪量だそうです。

もちろん当たまご屋はそれ以上積もってます。


DSC_0746.jpg
ウチのSUZUKIのエブリイ(軽バン車)です。完全に埋まっています。この写真からさらに10cmほど積もりました。



降り出したのは昨日の朝。
ひょっとしたら、早朝にハウスの雪下ろしかなぁ?なんて思いながら、一昨日床についたのですが、朝起きてみると思ったほど積もっておらず、ホッとしてました。

が、その後、降る雪が全く止まる気配もなく、逆にどんどん粒が大きくなっていったんですね。
降り方は全く衰えず、地面は雪かきをするそばからどんどん積もっていて、やってもやっても達成感が無い、本当にモチベーションが下がる作業でした。
それでも3時間に1回ほど(ただし、1回に1時間半くらい)の雪かき・雪下ろしで昨日は夜まで7回やりました。

昨夜の予報では、深夜に積雪(降雨)量が増すとのことで、雪かみぞれという表記でしたが、ここは標高が高いのでみぞれではなく雪と思っていましたし、みぞれになるなら重たい雪になるだろうと予想し、夜10時と深夜3時に雪下ろしをしました。

とまぁ、降ってきた雪の量がハンパないので、ハウスの雪を下ろすも、今度はハウスの横に雪が溜まって、全然雪が落ちなくなるという事態に何度か陥ります。
なので、そのたびにスコップでさらに雪を横にどけるという作業をするのですが、これが一苦労でした。
山になっている雪を、てっぺんのあたりから横にどけていくのですが、この雪山、かなりふわふわなんですよね。
登って、天頂を削ろうと足をかけた瞬間ズブズブズブ・・・
腰や胸ぐらいまで埋まってしまうんですよ。

毎回汗だくになりながら雪下ろしと雪かきをして、朝、ふと窓の外から車を見ると、埋まってるんですね。
まぁ、確かに家の前の除雪は2回しかしてないですけど、除雪したのかわからないくらいたっぷり通路にも積もっているし。

まぁ、そんなこんなで雪まみれ、汗だく、染みた雪の水分でびちょびちょになりながら雪の処理をしてました。
その甲斐あってか、なんとか3棟のパイプハウスは潰れず、なんとかやり過ごしました。

が、鉄骨鶏舎のほうが少し問題発生です。
屋根に1m近い積雪が積もったせいで、それぞれの基礎が沈下しちゃったんですね。
扉によっては開かなくなったりと、多少の問題がありました。
まぁ。くちゃっと潰れないだけ良かったですね。

夜中に除雪、今朝も除雪で、天気がだいぶん回復傾向で、今日の朝10時頃にはほぼ止んで、青空もすこし顔を出すようになったので、やれやれ、一段落と休んだのがすごく嬉しかったです。

DCIM0272.jpg
家をでて鶏舎側に回ったところ。肩のところまで雪が溜まりました。
製粉小屋と物置の屋根もたっぷりの雪です。

DCIM0274.jpg
すこし進んで家をパシャリ。潰れないか心配なくらい積もっていますね。

DCIM0276.jpg
こちらも肩まで雪がたっぷり。支柱がないので、潰れなくて良かった。

DCIM0275.jpg
鶏舎へのゆっくりとした下り坂。早朝に歩いた雪の跡が残っています。

DCIM0278.jpg
もちろんひよこ用ハウスも雪下ろし&雪かきでたっぷりの雪が溜まっています。番犬おかきもこっちまで来れません。(多分130cmくらい。ある程度圧雪されているので沈みにくいですが。)

DCIM0281.jpg
鶏舎の中から。入り口が埋もれています。

DCIM0282.jpg
おかきの背丈と比べてもらえばどれだけ積もったのかなんとなくおわかり頂けますか?

DCIM0285.jpg
一応、家から道までと、そのさき少しの除雪をしました。(といっても幅1mほどで車は通れませんが)
まだ車通りがある程度ある道までは100mほど除雪して進まなければならないのですが、また明日ですね。

さすがに疲れました。


車が出れないので何かあったときは徒歩です。。。何も起こりませんように~


命を頂くワークショップvol.2を終えて

先日、11日と今日12日に「鶏と麦の宴 2014' ~幸せの鶏編~」の第2弾を行いました。

前回来れなかった方も参加いただき、2日間で30人以上の方にいらしていただきました。(前回をあわせて70人くらいかな?)
来られた方は勇気を持って参加したのはいいけど、「やっぱり命を奪うことが出来るのか?」と不安げな方ばかり。

「飼育環境やエサの内容」

これが
ニワトリ達の健康と、美味しいたまごを作っているという事実。
実際、ヨモギの香りがしたり、黄身の色や味が濃くなったり薄くなったりと、タマゴ(おそらく肉も)の味は食べた餌で決まります。

と言うことは
「私たちの体がそれまでに食べたモノで出来ているということ」

これを説明し、やっぱり食べ物は大切だよね。というお話。


そして、鶏はいわゆる「動物」で、命を奪う時に苦しんだり、暴れたりします。
他の動物も、ヒトも、もちろん苦しみ、その苦しみから解放されたいがために、一生懸命暴れて逃れようとします。
確かに、これを見ていると、残酷だなぁって思います。

対して植物は、真っ赤な血を出したり、暴れたり、苦しんだり、悲鳴を上げたりはしません。
でも、それらが出来ないだけで、体の一部を奪われたり、命を奪われたりしているのが事実です。

私たちが生きるためには、他の命を頂いて、それを食いつないで生きていくしかないのです。
菜食主義だろうと、命を奪いながら生きているのが実際のところです。

(大抵は)育ててくれた人、運んでくれた人、加工した人、調理した人、(どこかで)命を奪う人がいて、目の前に食べ物があるわけです。

なので、食べるときには命に感謝して「いただきます。」
食べ終わったときは、その命を繋いでくれた人(育てた人、運んだ人、加工・調理した人)に感謝して「ご馳走さまでした。」
このことを、少し頭の片隅に入れていただければなぁ~というお話。



こんな話を中心に、鶏を捕まえ、縛り、命を断ち、皮を剥ぎ、一般的なお肉の状態まで持っていくと言うことをしてもらいました。

そして、自慢のタマゴで、美味しいたまごかけご飯を食べてもらい。
数日前に仕込んだ、鶏で取った美味しいスープと、自家製粉の自家麦で打ったうどんを食す。

本当に命がこもった食事を、みんなで食べて、語り、色んな思いを胸に秘め、時間を過ごして頂きました。


幸いなことに、来たせいで肉が食えなくなった。という方はいらっしゃらないようで、
帰るまえに、感想を言い合ったのですが、
「来て良かった」「他の人も連れてきたい」
と言うような声しか無く、

いわゆる「廃鶏」としか呼ばれないニワトリ達が、少なくとも来てもらった方に「色んな事」を考える・感じるきっかけになったんだなぁと、嬉しく思います。

また、次回は2年後くらいになりそうですが、是非、ご参加いただければと思います。


最後にちょっと、家族で参加された方のコメントを紹介したいと思います。


今日は「鶏と麦の宴2014・幸せの鶏編」に参加してきた。

いつも普通にスーパーで買ってくる鶏肉。たまご。

でももともと、それは命だ。

自分たちで鶏を捕まえ、自らの手で命をいただき、そして自分たちの命のための食料にする。

その過程を子どもたちに見せたかった。

朝、朝食を食べながら、今日のイベントの詳細を話した。
(実は朝まで内容を話していなかったそうです。)
長男はしばらく考えていたが、俺、解体はできると思う、とぽつり。
次男は、絶対にいやだ!と耳を塞いで丸まった。

命のこと、
食べ物のこと、
自分たちの命のこと、
今日のイベントの企画の趣旨、
大好きなきぬたまごのこと、

いろいろ話すうちに

行く、と。

家族っておもしろい。

鶏を捕まえるのは平気、子どもの頃に散々鶏をつぶすところを見た父、でも、殺めることは躊躇する。

鶏を捕まえるのは、思いっきりがなくてさっぱりダメ、でも、鶏が苦しまないように、1度で命をいただく、そこは肝がすわった母。

それまでの過程を見ながら、解体はやる!と、最初から最後までがんばった長男。

怖くて怖くて、遠巻きにしていた鶏舎の中。人の後ろに隠れて見ていた逆さ吊り。でも、たまごをありがとうと、命をいただく直前に鶏に触れた次男。

それぞれが、それぞれの思いと、受ける影響の相乗効果で、前へ進んで行く。

命は
おいしかった。
とてもとても
おいしかった。

さてと。
持ち帰った鶏を、美味しく、美味しく、美味しくいただくために、
これからスープをとろう。

ていねいに、ていねいに。
命のことを思って。
美味しい食事のことを思って。


こんな風に思っていただけたようです。

ちなみに、解体した鶏は、他に玉ねぎ、ニンジン、ねぎ、ハーブも一緒にお渡しし、美味しいスープを作ってもらいました。(この見本を昼食時にうどんを入れて提供しました。)

そして上記の方はこんなことも。

「スープ、美味しくできて、命をいただいた衝撃が、この美味しさで随分和らぐというのも、面白いものだなと思います。」

実際、どういう風な感情なのか、この方しかわからないけど、私がこの文章から思うに「命を奪ったけど、それが自分の血肉に変化し、活かされてることで納得できる」という感じかなぁと思っています。

私自身、長野で新規就農する前に、飼っていたニワトリを屠殺・解体しましたが、初めて命を奪うときは、それはそれは緊張しました。
包丁を持ち、いざつり下げられた鶏の前に立ったとき。
そして鶏の首をもち、包丁をあてがったとき。
手が震えました。

そして、命を奪ったあと、肉になるまでもくもくと処理作業。
フライパンで焼いたり、炭火で焼き鳥にしたりしていただきましたが、美味しくて、命が繋がるってこんなのかぁと不思議な気分だったなぁと、今更ながら思います。

参加するまでは、相当な勇気と躊躇いとの戦いだと思いますが、是非、次回(ちょっと先ですが)ご参加ください。

大雪

先日は、関西から関東、東北と雪模様でしたね。

当たまご屋も、大雪でした。
深夜から降り出した雪は、明け方まで小康状態だったんですが、朝から本格化。
降るわ降るわで、雪をかいてもかいてもどんどん積もります。

朝、鶏の世話をして、軽く雪かきをしたのですが、かいているそばからどんどん積もって、とりあえず1回雪をかいて終了。

朝は軽いふわっとした雪だったのですが、昼前から湿った雪に変わったようでした。
午後、鶏の世話をしに鶏舎に行ってみて唖然。

なんとひよこ用のパイプハウス鶏舎が雪でたわんでいるではないですか。
あわてて雪を下ろしました。結構重たくてパイプハウスのビニールにへばりついていて、下ろすのが大変でした。

一昨年や昨年の阿智の時は、中にちゃんとつっかえ棒を入れていたので、これくらいの雪でも問題なかったのですが、引っ越しして立て直した時に、全く雪対策をしなかったのでした。
危うく大惨事(ひよこの家が無くなる)になるところでした。
油断は禁物ですね。

次からはちゃんとしなきゃと思わされた事件でした。

ウチの小麦と卵で作ったパスタを食べる会

すこし前ですが、1月31日、飯田市のサレエペペというお店で、ウチの小麦と卵のパスタを食べる会を行いました。

飯田にはIIDAWAVEというグループがあり、その一部にやさいWAVEというグループがあります。
今回は、このやさいWAVEの主催で、野菜ソムリエユニットのYUISAIさんも交えてウチの小麦と卵で打ったパスタを楽しんでいただきました。

メニュー表の文章と一緒に紹介させていただきます。
今回の小麦粉(シラネコムギ)と卵はすべて青見平のたまご屋さんの絹田さんのものを使っています。


1422465_457341597725295_1506471646_n.jpg
・南信州牛のブイヨンの玉子スープ
南信州牛のすね肉から取ったブイヨンのスープにパルメザンチーズ入りの玉子を入れています。

1499394_457341784391943_2054646967_n.jpg
・ピッツァ(キタノカオリ)

1618425_457341717725283_513609873_n.jpg
・ピッツァ(ゆめかおり)
品種の違いによる味の差をお楽しみください。

1780694_457341911058597_675869074_n.jpg
・フェットチーネ カルボナーラ クラシック
昔風のカルボナーラ、麺の上に卵黄を落としよく混ぜてお召し上がりください。

1551579_457341974391924_1919170562_n.jpg
・下栗いものニョッキ トマトソース
下栗の芋を使ったニョッキです。やわらかな食感をお楽しみください。

1620408_457342014391920_1732912591_n.jpg
・泰阜村地味ほうれん草を練り込んだフェットチーネ 渡り蟹のトマトクリームソース
泰阜村地味ほうれん草を細かく刻んでパスタに練り込んであります。

1797569_457342064391915_1035539441_n.jpg
・ラヴィオリ 生クリームとチーズソース
南信州産の豚肉、野菜の詰め物のラヴィオリです。ソースとの相性が抜群です。

1653514_457342104391911_452717787_n.jpg
・阿智村産の鹿肉のロースト ブルーベリーのソース
阿智村で取れた鹿のモモ肉のローストです。喬木村産ブルーベリーのソースで

1610052_457342221058566_1072787094_n.jpg
・ズッパ イングレーゼ
直訳するとイギリス風スープ。クリームはカスタードクリームと生クリームを合わせたもの。スポンジにシロップをたっぷり含ませています。



1604728_457342171058571_968055821_n.jpg
シェフの坂巻さんからご挨拶。


美味しく食べていただけたようで、やさいWAVEの皆様とシェフの坂巻さんに感謝です。


坂巻シェフが撮った食後の感想です。
こちらから、YOUTUBEページに飛べます。字幕をONにしていただけると何をしゃべっているか聞きやすいと思います。

FC2Ad