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長野県下條村親田高原で放し飼い養鶏やってます。日々の出来事、思ったことをつらつらと。。。

フロントフォークのオイルシール交換

アプリリアのRS50(おそらく1999年PGE型)のフロントフォークのオイルシール交換の記録です。
こんなことする人、少ないと思いますが記録を付けておこうと思います。
1999年式PGEはマルゾッキ製とカイファ製の2種類のフォークがあるようですが、私のはMマークのマルゾッキ製でした。


※あくまでも我流です。パーツリスト見ながら適当にやっています。
自己責任でお願いします。




フロントフォークのトップのキャップを外し(フォークを取り外す時に外しているはず。)、中にある栓を押して固定しているサークリップをうまく外すと栓が出てきます。

20210120140927.jpg
こんな感じで、キャップのネジを少し入れておいてから六角レンチで押してやると押しやすいです。
押している間に小さめのマイナスドライバーでやさしく押してやるとサークリップがずれるので、取り出します。


栓を取り外したら、すぐ大きな長いバネが出てくるのでこれを取り出して、オイル廃棄箱にさかさまにしてしばらく放置します。

20210120140911.jpg
しばらく放置


オイルが出たら今度は銀色のパイプ(インナーパイプっていうのかな?)を外します。
車輪がついていた軸の奥に固定してある六角レンチのボルトがあるので、六角レンチでネジを緩めて取り外します。

が、奥行きがあって、力が入らず、手ではむりなので何か棒を付ける必要があります。

20210120142337.jpg
こんな風に六角レンチにモンキレンチを取り付けてぐっと回します。
結構硬いです。

202101201425261.jpg
無事外れて中の部品(ショックアブソーバーなど)がでてきました。
インナーパイプも抜けます。

そうしたら、ダストシールを取り外します。
アウターパイプとダストシールの間に細いマイナスドライバーをいれてゆっくりとこじ開けています。

20210120142833.jpg
外れました。


そうすると、今回の目的であるオイルシールが見えてきます。
でもその前にオイルシールを固定しているサークリップがあるので、これを外す必要があります。

202101201434081.jpg
銀色のCリング

これを取り外すのが結構難儀しました。

結局は本当に薄いマイナスドライバーをサークリップとパイプの間に入れて少し隙間をこじ開けて、その隙間に別のマイナスドライバーを入れてという感じで、無理やり?徐々にやりました。
もう一人助っ人がいればやりやすいんだろうなぁと思います。

サークリップが取れて、今度はオイルシールを取り外すのですが、これもきっちりはまってて出てこない。
仕方ないので、また小さなマイナスドライバーをアウターパイプを傷つけないようにアウターパイプとシールの隙間にゆっくり叩き入れてシールの中にある金属を変形させて隙間を作って取り外しました。

ひょっとすると上の作業は必要ないのかもしれませんが、そのあと大きめのマイナスドライバーをシールの下の隙間に入れてこじればゆっくりと上に上がってきて交換できました。
(オイルシールの下部は少し傷つけても問題なさそうだったのと、取り外して気づいたのですが、下部にワッシャーがはまっていました。)

で、もう一本と思って分解して、難儀したオイルシールを固定しているサークリップまで来たら

20210120150756.jpg
サークリップの形が違いました。

手に持っているのが難儀した方。
はまっているのは取り出しやすいように形がCではなく少し凸凹しています。
初めからこっちにしてほしいですね。



せっかくなので取り外したオイルシールとダストシールを新旧で見比べてみます。

はまっていたオイルシール
20210121083409.jpg
NOKの刻印

20210121083335.jpg
DCY 35 47 10    4    NOK の刻印
内径、外径、厚さですね。

はまっていたダストカバー
20210121083648.jpg
Y 35 47.4 4.6 14      9   NOK


買ったAKA製
オイルシール
202101311020031.jpg
DCY 35 47 10     RK  の刻印


ダストカバー
202101311020401.jpg
E138  2      35 47.4 4.6/14   TTO  の刻印


なんと、はまっていたオイルシールとダストシールはNOK製でした。
え?てことはわざわざ取り寄せなくても日本で手に入った可能性があるの?ま、良いけど。。。



ここまでくればあとはきれいにパーツクリーナー等で汚れと油を取り去って、くみ上げていくだけです。
Oリング等、あまりパーツクリーナーに強くなさそうなものはあまりバシャバシャかけるのは良くない気がします。。。

と思っていたら部品が一つ足りないことに気づきました。

20210121114213.jpg
バラシて置いてみます。
あれ?

202101211142171.jpg
この白い部品がはまっていません。。。


またパーツリストとにらめっこして売ってくれるところを探します。
結構マイナーな部品というのもあってなかなか(ebayでは)売っていません。

あと気になるのがパーツリストには「K」つまりカイファ製の型番しか書いてません。
これをそのままで使えるのか?ほかの車種のパーツリストからいろいろ探してみて、適当にこれだろうという見た目から注文してみました。。。。

大丈夫なんだろうか?
前回はユナイテッドキングダムから、今回はユナイテッドステイツからです。

適合するかどうか、届いてからのお楽しみです。



で、待っている間に作業を進めます。
インナーチューブ(銀色のパイプ)の表面に凸凹があるので、2000番のやすりで磨いてコンパウンドで仕上げたり。

20210126161539.jpg

20210126161532.jpg
アウターチューブのオイルシールがはまるところの汚れ(白っぽい錆?)を2000番のやすりで削ってきれいにしたり


で、気づいたのですが・・・

202101240956111.jpg
インナーチューブの中身の色が違います。。。


20210120150756.jpg
そして、オイルシールを止めていたクリップも形状が違いました。


あれ?これひょっとしてどっちかを後から交換した物かも・・・という疑惑。

元の持ち主に確認したら、おそらく私で4オーナー目で、前2人は部品交換してないということ。
2オーナー目に聞くと、買ったときから転倒傷がついていたとのことなので、その転倒事故した時にフロントフォークが曲がってしまって交換したのかなぁと推測できます。

まぁ、なぜ左右で構造がすこし違ったのか推測ですがわかってよかったです。(現状なにも変わらないけど。。。)



で、続けて出来ることをやっていきます。

続いてはインナーチューブの錆取りです。
インナーチューブに点々と錆?欠け?があるので、これを1000番、1500番、2000番と順に削っていき、最後の仕上げに極細のコンパウンドで磨き上げました。

20210207114033.jpg


20210207114239.jpg
錆ではなく欠けが多いのでしっかりとした修復は難しいですが、少しでもシールにやさしい面になってくれていたら良いなぁと思います。






さらに、今回の交換部品のオイルシールとダストカバーをはめていきます。

20210205140130.jpg
ワッシャーというか、平リングを先に入れて



20210205140209.jpg
グリスをシールとアウターチューブの側面に塗って

初めはゆっくり平行にズズズズっと入っていきます。


20210205140348.jpg


20210205140438.jpg
少しでもずれたら入らなくなるので、そのあとはゴムハンマーでゆっくりまっすぐになるように入れていきます。
そのまま叩くとシールを痛めるかもしれないので外したシールを盾に叩いています。



20210205140443.jpg
入りました。
ちょうどシールの厚さ2枚分でピッタリくらいの深さの様です。

20210205140456.jpg
上の古いシールはスッと取れます


20210205140514.jpg

20210205140700.jpg
外れないようにCリングをはめて完成です。





そして

















注文してから待つこと20日。
ようやく到着しました。


20210212132745.jpg
ebayにてユナイテッドステイツから

202102121327551.jpg
この小さな部品1個

パーツ番号「AP8123754」。
使える車種は「Scarabeo」 「Leonardo」 「Atlantic」などの125cc 150cc 200ccとのことでした。
RS50は含まれてなかったのですが、外径が30mmと同じだったので使えるだろうと見込んでポチっとしました。

というのは参照しているパーツリストだとこの部品が「K」のカイファ製(AP8163439)しかパーツ番号が載っていないから。
後から知った別の方のブログだとこのカイファ製でもマルゾッキのフォークで使えたようなのですが、とりあえず自分はebayで注文できた上のものを買いました。


202102121329181.jpg
さぁどうだ?

202102121329331.jpg
見事はまりました。


ここまでくれば、また同じように組み上げていくだけです。

アウターチューブにダストカバーを付けて、オイルシールとダストカバーの内側、そしてインナーチューブにグリースを薄く塗っておきます。
このインナーチューブは差し込み側が丸くなっているのでアウターチューブ挿入時にラップ等の保護は必要ないようです。

直したショックアブソーバーにキャップを付けてインナーチューブへ。
一番先にしっかりとはまったのを確認して、アウターチューブに入れていきます。

そしてインナーチューブが治まったらネジでとめていきます。
このネジは緩める時に結構力が必要だったところ。

念のためこいつを使います。

20210130110356.jpg
ゆるみ防止剤

数適ネジに浸みこませてから慎重に差し込んで締めていきます。


あ、もちろんシールの役割をする銅ワッシャーも新品に交換します。

20210128165158.jpg
外径14、内径8のサイズ


新しい銅ワッシャーなので締めるとゆっくりへこんで締まっていくのがわかります。
本当は適性トルクがあるのだと思いますが、持ってない(そろそろ買ってもいいかも)のでこんだもんだろうと適当な強さで締めました。・・・ゆるみ防止剤がしっかり働いてくれますように・・・

両方とも入れて固定したら今度はオイルを入れてきます。


純正指定の硬さは20wということなのですが、5から20でいいだろうとのことで、今回はヤマハのサスペンションオイルG-5を入れていきます。
(体重が軽いので、適度に柔らかいほうが乗りやすいかもというのも理由です。が適当です。)

オイルはシリンジでちまちまと入れていきます。
指定量は285cc、液面が135mmが標準だとか。

20210213153351.jpg
1回に20mlずつ

285cc入れたら今度は液面調整です。
倒さないように気を浸けながら、インナーチューブを10回ぐらい伸ばして縮めてを繰り返して空気を抜きます。

そして液面の高さに合わせて余計なオイルを抜いて(足して)やります。


202102131549521.jpg
針状の先から何mmかをあらかじめ書いておいて、その高さをインナーチューブの端に合わせてオイルをぬいてやると液面があわせられます。


20210213155509.jpg
今回は一番柔らかい140mmにセット(100-140mmが調整範囲のようです。)
135mmよりも5mm低いので、5ccほど吸い取りました。


20210213155553.jpg
液面調整が終わればスプリングを入れて


20210120140927.jpg
キャップとCリングを入れて完成です。

無事、フロントフォークのシール交換とOHが終わりました。

実車に組み付けて完成です。



今度はキャブレターまわりと、2ストオイルを調整してエンジンがかかるようにしないとですね。
そのあとはミッションオイルとか、クーラントかなぁ・・・

春までにしっかりと整備していきたいですね。

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