なかなか遠くて、日帰りで行くのは大変ですが、やはりシェフの腕100%をふるえるお店で、実際に料理を戴きながら小麦粉やタマゴのお話をするのは充実した時間を過ごすことが出来ました。
というのは建前で、シェフのすばらしい料理を堪能してきました。

やはり、素材は大事です。
美味しい事はもちろんですが、その素材がどのようにして出来たのか、も重要な要素。

エビ、オレンジのエスプーマ。カダイフって呼ばれる衣です。エビの種類は聞いたけど忘れました。。。

ウチのタマゴを使っているスペシャリテ。
ウニとエビのコンソメと野菜のペースト、温泉卵風のタマゴが順に入っています。
これは本当に最高の美味しさ、それぞれがそれぞれを引き立てあって、見事に調和しています。4重奏のハーモニーですね。

息子にと、鹿のラグーソース手打ちパスタ。
この手打ちパスタにもウチの小麦が入っています。

シェフが真剣に素材と向き合っています。
この日、写真をちゃんととって記録を残そうと思っていました。
が、基本的に食いしん坊なので、いざ目の前に料理を出されるとつい箸が、いえ、フォークが伸びてしまいます。
この後温野菜ビーツと鱈の白子のソテーが出てきたのですが、写真はありません。

牡蠣。アーモンドとレモンが香る一品です。

そして、手打ちパスタカルボナーラ風。

タマゴを混ぜて頂きます。
単純な料理ですが、ウチのタマゴが良い仕事しています(笑)
そして、パスタのなめらかな食感は、ウチの小麦の特性を見事に反映しています。
美味しいなぁ。。。
もう順番が定かではないですが、このあとメインまでにローズマリーとレモンのグラニテとエイひれのソテーも出てきました。

ホタテのリゾット。
リゾットにはふきのとうが入っていて、ふわっと春の香りがたまりません。
話は逸れますが、3月4月のふきのとうは苦みが出やすいですが、1月2月のふきのとうは香りだけで苦みが少ないので美味しいです。

そしてメインディッシュの鹿肉、アーモンドの衣でソテー。
地元(中川村)、南アルプスの鹿さんです。ちょうど、大人の鹿と子鹿と入ったようで、2種類の食べ比べが出来ました。
鹿というと臭みが強いイメージがありますが、わずかに香るくらいで、全く臭みはありません。
噛むとジューシーな肉汁が口いっぱいに広がり、ほろほろと肉が崩れていく食感といい、火の通り具合も抜群なのでしょう。。。

ちょうど前日が「こう」の誕生日だったこともあり、デザインデザートプレート。
チョコケーキとプリン

素材についてディスカッション
ちゃんと仕事はしています(笑)

娘、息子も楽しかったようです。
ayumiさんにかわいがってもらいました。

東京までの日帰りは大変でしたが、最高に楽しめました。
東京・自由が丘まで、皆様も是非行ってみて下さい。
Le JOUJOU