先週末の3連休明けに木曜日か金曜日には納品できそうという連絡をもらっていましたが、ようやく木曜日に発送の連絡がきました。
過去の経過は
「ミキサーが壊れた」
「中央オリオン」
「ミキサー修理」
「ミキサー修理、軸が出てきた」
「ミキサー一段落」
こうやってみると、長かった~
お、これは昨日(金曜日)からエサ作りがお休みできるか?と期待していたのですが、いつまで経っても来ず。
このあたりは、佐川さんは朝9時頃、ヤマトさんはお昼までなので、あれ~?今日は来なくて明日か?それとも他の運送会社?なんて思ってましたが、午後になっても来ず。
あ、これはもうエサは手で作らなきゃと作りました。
結局来なかったなぁなんて思ってたら、6時前にセイノウさんから電話で今から代引きで届けに行くとの連絡が入りました。
そしてやっと到着


開封もしてみました。
一応、軸にはめてみるという作業もしたのですが、夕方から消防の訓練もあったので、早々に切り上げて放置。

奥まで入っていません。
そして、次の日(今日)
今日は、午前の遅い時間から隣の阿智村でイベント(藤マルシェ)が行われており、それに行きたいがために急いで作業を開始。
まず、軸に来たスプロケットを取り付けて、チェーンを取り付け。
そして、動力機(ディーゼルエンジン)から最後の回転軸までは、2つの軸を経由してチカラが伝わりますが、この軸間にもチェーンがあるので、それぞれの軸の位置を調節して、チェーンやベルトの状態を見ながら伸張してやります。

上から見た様子。
上側にあるナットで、横方向にある軸を移動(画面の上下方向)に調節します。

右からエンジン=スプロケット=スプロケット=スプロケットで繋がっています。
そして、回転軸が動くか確認したあとは、ミキサー内の掃除。
前回と言っても2ヶ月前くらいですが、作った残りがすこしこびりついていて、カビも見受けられるので剥がして取り出します。
通常、ほぼ毎日エサが入っているので、こんなにきっちりとは掃除しません。

あとは、前回作ろうと思って作り始めて結局出来なくて出した醤油粕と小麦粒の残りですね。

(これでも)きれいになりました。
どうしても酸性のエサを混ぜるので錆が少しずつ進行します。
いつまで使えるかな~?
そして、エサ作り開始。
鰹節と麦、米、醤油粕をいれて撹拌開始します。

30分も混ぜていると、板状の醤油粕や厚めの荒節が自重で粉々になってきます。
この後米糠やらリンゴジュース粕なんかを入れて、もう少し混ぜれば完成。
手でやるのは本当に大変でしたが、2週間分が一瞬です。しかも手でやるより細かいし。
動力というのはすばらしいです。

今はもう廃業されてない小林鉄工所。
製造はなんと1976年。ちょうど40年前の品です。
これからも頑張ってもらいたいです。
今回、スプロケットを注文したのは東大阪の「平和実業」さん
外れないスプロケットのサイズや爪の数など、細かい計測値を送って、既製品や特注品で出来ますか?と聞いたところ親切に対応して戴きました。
東大阪といえば、中小企業が集まっている「職人の街」というイメージですが、本当にそんな感じでこれからも技術を生かして頑張って欲しいです。
一農家にいろいろしていただきありがとうございました。